道山ケイが語る「子供が部屋にこもる理由」　本音は“過干渉が嫌”!?親への緊急アドバイス

動画「【思春期女子】部屋にこもる子供への接し方！食事を一緒にしないのは問題？」で、思春期の子育てアドバイザー・道山ケイ氏が、思春期の子供が部屋にこもる現象とその対応策について語った。相談者から寄せられた「中学1年の娘が学校から帰ると部屋にこもり、一人で食事を取る。誘っても黙り込んでしまうが、このままでよいのか？」という悩みに対し、道山氏は自身の体験も交えながら、親の姿勢を見直すべきだと指摘した。

道山氏は「実は僕自身も小さい頃、父親との関係が良くなかったため、家に帰ると部屋に逃げていた」と明かし、その理由について「過干渉で指示ばかりされることや、親がイライラしている雰囲気が嫌だった」と回想。「人間は不快な場から離れようとするもの。親が無意識に子供に不快感を与えていないか、改めて振り返ることが大切だ」と説いた。

さらに、「一緒に食べようと毎回誘い続けると、子供はますます部屋に引きこもりやすくなる。嫌なことはやめて喜ぶことをしてあげればいい」とアドバイス。例えば、「子供が本当に喜ぶことを見極め、リビングの雰囲気をよくする工夫をすることで自然と輪の中に戻ってくることが多い」と話した。

また、「一人の時間が好きなタイプの子も一定数いる」とし、「本人が悩みを話してくれる、普段は笑顔で接している場合は、必ずしも問題があるとは限らない」と冷静な視点も提示。「ただ、一人だけルールを逸脱した行動が家族のバランスを崩す場合は、ルール作りを話し合うことも大切」としている。

最後に道山氏は「親子関係が良くないまま注意すれば、余計に反発するだけ。まずは信頼関係を築いてから、子供の本音を聞くようにしてほしい」と強調し、動画を締めくくった。