障害や年齢の垣根を越えて全力疾走 「ユニバーサルかけっこチャレンジ」初開催 大分
年齢や障害に関係なく、みんなで走ることを楽しむ「かけっこ」のイベントが、大分県内で初めて開催されました。企画したのは両足義足のアスリートです。
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10月5日、別府市の立命館アジア太平洋大学で、誰でも参加できる陸上イベント「ユニバーサルかけっこチャレンジ」が県内で初めて開かれました。このイベントは、独自の計算式で障害、性別、年齢、走ったタイムをポイントに換算して競い合います。
イベントの発起人は、両足義足のアスリート・久多良木隆幸さん(48)です。久多良木さんは6年前、感染症のため両足と指を切断しましたが、スポーツに目覚め、パラ国体で金メダルを獲得するまでになりました。
(久多良木隆幸さん)「パラスポーツの普及活動や、義足の選手、障害のある方を対象に活動を続けてきましたが、家族やサポートする方、一般の方も一緒にスポーツを楽しむことで、さまざまなプラスの効果が生まれることを実感しています」
45人が全力で駆け抜け、笑顔あふれる
久多良木さんはスポーツ義足の普及を進める東京のNPO法人「ギソクの図書館」と連携して、今回ユニバーサルかけっこチャレンジを招致。飛び込み参加したAPUの学生も含め、県内外の7歳から71歳まで45人が力いっぱい走りました。
(義足で参加の男子児童)「いろんな人と走れて楽しかったです、もっと練習してもっと速くなりたいです」
(義足ユーザーの男性)「健常者の方と走ると圧倒的に負けてしまいますが、こうしたイベントなら接戦になり、楽しめるのが良いと思います」
当日は雨の予報だったため、体育館で25メートル走が行われました。会場にはたくさんの笑顔があふれ、久多良木さんは思いを新たにしていたようです。
(久多良木隆幸さん)「一番の理想は健常者と障害者ともう何の垣根もなく、スポーツ、今回で言えばかけっこですけど、みんなで全力で楽しめるっていう、そういう環境をどんどんどんどん増やしていけたらなと思っています」
運営した「ギソクの図書館」はスポーツ義足の貸し出しを大分市でも行っていて、今後も障害の有無にかかわらず、誰もが楽しく体を動かせる環境づくりを目指しています。

