“セルシオクーペ”な「“4人乗り”スポーツカー」!? 大排気量「V8」搭載&電動ハードトップ採用! 2+2のレクサス「SC」どんなモデル?

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セルシオクーペな4人乗り×V8モデル

 トヨタのプレミアムブランドとして知られるレクサスにはさまざまなモデルがラインナップされていますが、過去には往年の高級車である「セルシオ(レクサス・LS)」が搭載していたのと同じエンジンを搭載したクーペ及びクーペコンバーチブルが存在していました。

 それが1991年に初代モデルが登場したレクサス「SC」です。

セルシオクーペ!?

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 SCは、初代モデルが2ドアクーペ、2代目モデルが2ドアクーペコンバーチブルとなっており、日本ではトヨタ「ソアラ」として販売されていました。

 1991年に登場した初代SCは日本では3代目ソアラとして販売されており、ソアラとしてはそれまでのモデルと同じく直列6気筒エンジンを搭載した「2.5GTツインターボ」のイメージが強いですが、SCには2.5Lモデルは存在せず、セルシオ(LS)と同じV型8気筒4.0Lの1UZ-FE型エンジンを搭載したSC400が設定されていました(ソアラにも4.0GTとして設定)。

 またデビュー翌年には直列6気筒3.0Lの2JZ-GE型エンジンを搭載した「SC300」がエントリーグレードとして追加されています(ソアラにも1994年に設定)。

 その後2001年に登場した2代目SCは、新たに電動ハードトップを備えたクーペコンバーチブルへと一新。日本では4代目ソアラとして2001年4月から販売が開始されました。

 このモデルではエンジンが3代目セルシオ/LSに搭載されたV8 4.3Lの3UZ-FE型のみとなり、先代では一部グレードにラインナップされていた3ペダルMTも廃止となって、セルシオ/LSのクーペコンバーチブルモデルのような立ち位置となっています。

 そして2005年8月に日本でもレクサスブランドが開業されると、ソアラは日本でもレクサスSCとして生まれ変わりますが、ここでは名前の変更以外にもさまざまな変更がなされました。

 まずトランスミッションが5速ATから6速ATへと多段化がなされ、ボディもねじり剛性を40%以上アップ。足回りにも新型のモノチューブダンパーが採用されて商品力を向上させています。

 さらにパネルのチリ(隙間)などもレクサス基準に改められたことで、全体的な佇まいがより精密なものとなったのも特徴となっていました。

 ほぼセルシオ/LSのパワートレインを持ちながらも、2+2のクーペコンバーチブルという非常に贅沢なモデルとなっていた2代目SCですが、残念ながら爆発的なヒットモデルとはならずに2010年7月末で生産を終了してしまいますが、今見ても古さを感じさせない魅力的なモデルとなっています。