右SBで先発した奥田(16番)。前半のみの出場だったが、チームが3失点するなかでも奮闘した。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

写真拡大

 セレッソ大阪は7月24日、ヤンマースタジアム長居で行なわれた「EUROJAPAN CUP 2024」でドルトムントと対戦し、2−3で敗れた。

 ドイツ代表のユリアン・ブラントやカリム・アデイェミ、カメルーン出身でドイツ代表歴もあるユスファ・ムココら錚々たるメンバーが揃うドルトムントを相手に、C大阪は立ち上がりからボールを握る。

 しかし、26分にアデイェミのゴールで先制を許すと、29分にはジェイミー・バイノー=ギテンス、30分には再びアデイェミの得点で3点差をつけられる。

 後半はメンバーをがらりと変えたC大阪は、67分に柴山昌也、73分に阪田澪哉のゴールで2点を返したものの、反撃もそこまでだった。
【PHOTO】名門ドルトムントとの対戦に盛り上がったセレッソ大阪サポーター!
 C大阪では今夏に毎熊晟矢がオランダのAZへ移籍。日本代表にも名を連ねるDFが担っていた右SBのポジションは、ルーキーの奥田勇斗が台頭しつつある。

“ポスト毎熊”としても期待される奥田は、ドルトムント戦も右SBで先発。チームが3点を失うなか、鋭い読みを活かしたパスカットや的確なスライディングで相手の攻撃の芽を摘むなど、要所で輝きを放った。前半のみの出場だった背番号16は、昨季のCL準優勝チームとC大阪との差をこう話す。

「技術のレベルだったり、攻め方や剥がし方もチーム全体での共通意識があってはっきりしていたので、その差が出たと思います」

 そして「自分たちと世界との差を知れたし、できた部分もあった。そこをプラスに捉えてリーグ戦に繋げていきたい」と語った奥田。ドイツの強豪との一戦で、大きな刺激を受けたようだ。 

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)