左からドイツの自由民主党(FDP)のヨハネス・フォーゲル副幹事長、連邦議会のシュトラック・ツィンマーマン国防委員長、蔡英文総統

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(台北中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統は10日、北部・台北市の総統府でドイツ連邦議会の連立与党「自由民主党」(FDP)の議員らと面会した。蔡氏は権威主義の拡張に直面する中、民主主義国家はさらに団結、協力し、民主主義と自由の価値を守るべきだと強調。台湾やドイツをはじめ、より多くの民主主義パートナーと共同で地域秩序の安定と繁栄を守ることに期待すると語った。

蔡氏は、国防や外交、人権委員会の関係者らが訪台したことについて、台湾に対する友情と支持を示しているとし、感謝の意を伝えた。

また昨年10月にドイツから超党派の議員団や人権委員会が訪台し、同12月には国家人権委員会の陳菊(ちんきく)主任委員がドイツを訪問したことに触れ、面会した人権関連の政府関係者としては最高レベルになったと結び付きを指摘した。

台独の協力関係については、エネルギー転換や金融監督管理、中小企業のイノベーション、移行期の正義など多岐にわたると説明。将来は各界の支持の下、パートナー関係が引き続き深化すると信じていると述べ、新たな一年も引き続き努力し、関係をさらに深く発展させたいと期待を寄せた。

連邦議会のシュトラック・ツィンマーマン国防委員長は台湾について、共に民主的で自由な生活を享受する良き友だと強調。FDPのヨハネス・フォーゲル副幹事長は、武力による一方的な台湾海峡の現状変更や武力行使をほのめかす威嚇は受け入れられないとし、今回の台湾訪問は平和と自由を重んじるFDPからのシグナルを示すものだと語った。

(葉素萍/編集:齊藤啓介)