台湾・桃園市長選 国民党の張善政氏が当選確実

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(台北中央社)桃園市長選は26日投開票が行われ、野党・国民党の張善政(ちょうぜんせい)元行政院長(首相)の当選が確実となった。

桃園市長選は与党・民進党の鄭文燦(ていぶんさん)市長の任期満了に伴い、新人4人で争われた。国民党候補が桃園の首長の座に就くのは、前身の桃園県時代の呉志揚(ごしよう)元県長以来、8年ぶり。

張氏は1954年生まれ。科技部長(科学技術相)や行政院副院長(副首相)を歴任後、馬英九(ばえいきゅう)政権最後の行政院長を務めた。

国民党は候補の選定に難航したものの、朱立倫(しゅりつりん)主席(党首)が団結を呼びかけた他、張氏も高速バスや桃園メトロ、台湾鉄道を県市をまたいで利用できる定額定期券の販売を含む交通改革や再開発の推進を打ち出して支持を集めた。

対する民進党は当初、林智堅(りんちけん)前新竹市長を候補として擁立したが、修士論文の盗用疑惑が持ち上がり、その後立候補を辞退したため、改めて立法委員(国会議員)の鄭運鵬(ていうんほう)氏に白羽の矢を立てた。だがそれに不満を抱いた同党の鄭宝清(ていほうせい)前立法委員(国会議員)は離党した上で無所属候補として出馬するなどし、支持を固められなかった。

(編集:齊藤啓介)