訪台したセントクリストファー・ネビスのテランス・ドリュー首相(左手前)を歓迎する蔡英文総統(中央手前)ら

写真拡大

(台北中央社)中華民国(台湾)と外交関係を結ぶカリブ海の島国セントクリストファー・ネビスのテランス・ドリュー首相の台湾訪問を歓迎する行事が8日、台北市の国家音楽ホールで行われた。ドリュー氏はあいさつで、台湾は「最も必要とする時に支援の手を差し伸べてくれる真の友人」だと述べ、台湾との外交関係強化に尽力する考えを示した。

ドリュー氏は7日に到着。10日まで滞在する。訪台は8月の首相就任以来初めて。台湾は首相としての初の外遊先となった。両国は来年で国交樹立から40年を迎える。

蔡総統は、ドリュー氏が初の外遊先に台湾を選んだのは、両国の外交関係を重視する姿勢の表れだとし、今回の交流を通じて両国が共に関心を寄せる問題について深く意見を交換できるよう期待を寄せた。また、ドリュー氏が特に関心を持つ医療や健康の分野に関して、台湾は最高の経験を提供できることだろうと自信を見せた。

ドリュー氏は、今回の訪台は公式訪問であり、各方面での意味は非常に大きいと言及。これまで築いてきた関係を基礎としてより多くの協力事業を推進していきたいと意欲を示した。また、台湾から提供された奨学金によって台湾で高等教育を受けた国民も少なくないとし、政府や台湾の人々の協力に感謝した。

セントクリストファー・ネビスが持続可能な開発目標(SDGs)を実践する上でも台湾から支援を受けていることに触れ、17番目の項目「パートナーシップで目標を達成しよう」に関する台湾の行動は尊敬に値するものだと称賛した。

式典では敬意を表す「礼砲」が屋外で撃たれた後、両国国歌が演奏された。

(葉素萍/編集:名切千絵)