これが中国高速鉄道の「安さ」だ! 運行コストが安いから運賃もこんなに安い!=中国報道
記事はまず、中国と海外の高速鉄道の運賃を比較。中国最大のライバルである日本の新幹線は、東京から大阪までの約550キロの区間で運賃が片道900元(約1万4000円)もするため、非常に高いと指摘した。フランスの高速鉄道TGVも距離当たりの運賃は新幹線と同じくらいで、ドイツは世界の工業強国だけあり「中国の7倍」もすると紹介している。
記事は結論として、中国高速鉄道は圧倒的に「運賃が安くて効率が良く、海外からうらやましがられている」と主張。大抵の人が払える価格設定で、国民の財布に優しいと自画自賛した。
確かに中国高速鉄道は海外と比べると運賃は非常に安い。しかし記事は、そのほとんどの路線で赤字になっていることには触れていない。営業距離と速度ばかりを強調し、債務と営業損失でも世界一であることには見て見ぬ振りをしているようだ。かといって、運賃を値上げすれば不満が噴出するのは必至であり、自慢にしてきたこの「低コスト」が仇となっているのは間違いないようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
