AppleがApp Storeのアフィリエイトプログラムを変更、アプリの紹介が報酬対象外に

Appleが2018年10月1日にApp Storeのアフィリエイトプログラムの条件を変更すると発表しました。プログラム変更後は、アプリやアプリ内コンテンツの紹介が報酬対象から外され、App Storeへの誘導による報酬が得られなくなります。
Affiliate Program App Store Updates
https://affiliate.itunes.apple.com/resources/blog/affiliate-program-app-store-updates/
https://9to5mac.com/2018/08/01/apple-app-store-affiliate-removal/
AppleはiOS 11からUIを改良したApp Storeの提供を開始しており、記事作成時点ではmacOS Mojave向けに改良版のMac App Storeをリリースする予定となっています。同社は新しいiOSおよびmacOS向けのApp Storeのおかげで、「ユーザーがアプリを一段と見つけやすくなる」と述べており、アプリの検索効率が大幅に向上したと明言しています。
この改善により、第三者のウェブサイトやアプリ関連のニュースサイトで「アプリを紹介してもらう必要がない」と判断したAppleは、アフィリエイトプログラムからアプリ紹介の報酬を対象外にすると発表。同社によると、対象外となるのはアプリおよびアプリ内コンテンツのみで、音楽や映画など、アプリ以外のコンテンツについては今後もアフィリエイトを継続するとのことです。

App Storeにおける売上額は、70%がアプリ開発者、30%がAppleに分配されています。そして、アフィリエイト報酬はAppleの取り分の30%から支払われていることから、同社の利益が少なくなるという問題がありました。そこで、Appleはこの問題を解決するため、2017年にアプリ内課金コンテンツの報酬額を7%から2.5%に減額を実施し、同社の収入を確保する取り組みを行っていました。今回、App Storeの改善を理由に、アフィリエイト報酬額をゼロにすることで、Appleが取り分の30%を全て確保できることから、大きく収益が改善すると予想されています。
しかし、今回のアフィリエイトプログラムの変更によって、影響を受ける人がいるのも事実です。特にAppleからのアフィリエイト収入に依存するアプリ紹介サイトは、新たな収入源を確保するために方針転換を余儀なくされることになりそうです。
