ZOZOTOWN』といえば、最大月間24億PVを誇る国内最大級のファッション・アパレル通販サイト。それを「ゼロから作り直します」としてエンジニア40名を2017年5月19日まで募集しているのですが、その告知に書かれている文言がバトルラップのリリック風で話題になっています。

真紅の背景に刻み込まれた言葉は次の通り。

ひたすら打ち込むキーボード
叩いたクエリは数知れず
仕様変更はごめんだが
緊急対策やるしかねぇ
マウス片手に命を懸けて
咲いて散るのがエンジニア
Slack横目にコードを書いて
ローンチさせますサービスを

この「叩いたクエリは数知れず」という言葉は、エンジニア・プログラマーにとってはビビるフレーズなのでは? また「咲いて散るのがエンジニア」という箇所も「デスマーチ臭」といった声がありました。

『ZOZOTOWN』を運営するスタートトゥデイの前澤友作代表取締役社長は、ハードコアバンドSWITCH STYLEでYOU X SUCK名義でドラムを担当していたこともあり、そのロックでヤンキー風のテイストがこの求人募集にも出てしまったのかもしれません。
また、『ZOZOTOWN』のプログラムは前澤社長自らがデータベースを設計しプログラムを書いたものが今も引き継がれているのだとか。

僕自身がDBを設計したり、プログラムを書いていたのは約15年前です。秋葉原で買い漁った本を読み、独学で作ったひ弱なシステムでしたが、いくつかのこだわりもありました。

・全ての商品に販売開始時刻を設定
・カートに入れるボタン押下で在庫引き当て確保
・キャンセル待ち機能

前澤社長によるとこれらのこだわりは「徹底的なお客様目線」のためだといい、作り直す『ZOZOTOWN』は新しい革新的な機能が実装される予定で「おそらくうちにしかできないやつ」と豪語しています。2016年の『世界IT長者トップ100』で資産2600億円で85位にランキングされている前澤社長だけに、やりがいのある仕事であることは間違いなさそう。
ただ、一方で応募書類に経歴書・職務経歴書・ポートフォリオに加えて「スタートトゥデイ工務店でやりたいこと」と題した作文を書かせることに対して疑問の声も。また、エンジニアの気質に社風があっていないことを匂わせる次のようなツイートもありました。

ZOZOTOWNのエンジニアの募集要項を見てたんだけど「あっ…これは世の中にいる優秀なエンジニアは来なさそう…」と思った項目がありました。

そもそも「社内イベント」に参加したくても、「緊急対策やるしかねぇ」となる可能性がありますね……。

良くも悪くもスタートトゥデイの社風が出ている今回のエンジニア応募。優秀な人材が集まり「革新的な機能」をスピード感をもって実装できるのかどうか、気になるところです。

ZOZOTOWN作り直しにつき「40名」のエンジニア求む!(株式会社スタートトゥデイ工務店)
https://st-komuten.jp/recruit/40engineers/ [リンク]