レモンサワーが注目されて久しいが、ただ流行っているからと、普通のレモンサワーを飲んでいても楽しくない!ある程度酒を嗜んできた大人なら、昔ながらのレモンサワーではなく、最先端なものをチョイスしたいものだ。

そこで今回は清涼感と苦味のマリアージュが新しい丸絞りレモンサワーと、氷代わりにレモンを採用した凍結レモンサワーをご紹介!進化系レモンサワーの2大勢力を楽しもう!



生おろしレモンサワー¥600 。奥に見えるブレンダーの中に原液が。少しの塩が味を引き締め、シャッキリと飲みやすい一杯に仕上がる
丸ごとレモンを粉砕。ほろ苦く、舌触りも官能的で、クセになる
『食堂 とだか』

五反田


何でも粉砕しそうなブレンダーがカウンターの一角に鎮座。内容を店主・戸高雄平さんに尋ねると「種を取っただけの丸ごとレモン。それから、レモン水と少しの塩」とニヤリ。オーダーが入るたびに、その原液とキンミヤ焼酎を合わせ、一杯を作っていく。

着想の源は調味料の塩レモン。使っていて、皮も入っていることに気付き、ならば、レモンサワーも「皮ごとで美味しいはず」と誕生。ツブツブした舌触りも快感だ。



ウニ・オン・ザ・煮玉子¥600。写真は2人前。名物にもレモンサワーはバッチリ。ほのかに甘いタレが合う



うなぎの肝串×パルメザン¥400。パルメザンの旨みとほろ苦い肝の味がレモンサワーとリンク



ノスタルジックな雰囲気の空間。小さなカウンターのみの店内はいつ行っても満席状態




すりおろしレモンサワー¥540。新しいスタンダードにこだわる店主渾身の一杯
下町で愛されるレモンサワーを、己の創意で進化させた、力強い一杯
『是屋』

北千住


打ちっぱなしのコンクリートの壁、黒を基調とした店内は洒落た雰囲気。「けど、やっていることは下町の親父仕様(笑)」と店主の井上紀之さん。

だから、レモンサワーも当然あってベースはキンミヤ。「この焼酎を美味しく飲むために」考えたのが自家製レモンサワーだ。冷凍した国産レモンを丸ごと鰹節のように削って作る。「庶民的な味を自分なりの手法で」。苦くて塩気もしっかり。北千住らしく武骨で力強いが、旨い。



削ったレモンは塩や砂糖で調味し、キンミヤ焼酎と合わせてストック。注文が入ったらこの原液を適量、ソーダと合わせ、提供する。苦みも効いているからか、飲み疲れもしない



大海老丸ごと入りメンチカツ¥972。海老カツからヒントを得て、海老を丸ごと使う大胆な発想から誕生



特製タレかけポテトサラダ¥648。芋感があって濃厚



打ちっぱなしのコンクリートとウッドがスタイリッシュな内観




すりおろしレモンサワー¥648 。一年前に遡る開店当時から提供
優しい苦みとほのかな甘さで、口直しでも、〆でも美味しい
『SUGAR Sake & Coffee』

阿佐ヶ谷


燗酒と冷やにこだわり、日本酒を厳選する店主の佐藤健一さんと麻衣子さんだが、飲み疲れたときや、日本酒目的でない人のために開発したのがレモンサワー。

世に、すりおろして作る一杯があることを知り、独自に研究。チーズなどが一般的なグレーターで、する手法を編み出した。「この方が細かくおろせるんです」と麻衣子さん。ほのかに甘く、そして、心地良く苦い味わいは「〆に飲む方もいらっしゃる」。至極、納得。



冷凍したレモンは皮ごとグレーターを使って手作業ですりおろす。調味はほんの少しの砂糖で。レモン果汁も加えたらレモンサワーの素が完成する



黒酢酢ラム¥1,080。料理は中華・エスニックが中心。パンチある本物の味わいにレモンサワーも進む



麻婆豆腐¥1,026 。こちらもビシッと辛くて香りも豊かな美味しさだ



カジュアルでラフな雰囲気の店内は、いつも常連客で賑わっている


レモンを氷代わりに使う“効率時代”の到来


凍らせたレモンを氷代わりに使った凍結レモンサワー。いつまでも薄まらず、むしろレモンが溶けていくことで味の変化も楽しめる。しかも、レモンはつねに残っているにで“なか”をおかわりすればお財布にも優しいというわけだ。この高効率のレモンサワーが大ブレイク中!



最強レモンサワー¥486、手羽¥756。レモンはそのまま、中身だけおかわりは¥378
新しいサワーを模索する中で辿り着いた、凍結レモンという発想
『素揚げや』

小岩


凍結レモンサワーを初めて考案したのがここ『素揚げや』だ。店名通り、名物は素揚げ。大山鶏のヒナを、ももは一本、手羽なら上半身、丸ごと揚げた看板料理だ。二度揚げして外はパリッパリで香ばしく、内はふっくらと瑞々しく、噛めば肉汁が溢れ出す。そこに、凍結レモンサワーをグイッと行けば、世は天国。

当初は“普通”のレモンサワーを求められても「キッバリ断った」店主・宮粼明氏の覚悟まで味わいに感じられるよう。けれど、その努力があったから、この歓びはある。



もも¥810 。手羽と同様、20分ほどかけて丁寧に揚げる。お好みで岩塩や柚子胡椒を添えても



野菜素揚げおまかせ盛り¥842。野菜は京都から直送



昔ながらの味わい深いカウンター。鶏を揚げる音が食欲を刺激する




凍結ウォッカレモンサワー¥800。凍ったレモンがたっぷり
好きが高じて、自身の店でもついに提供をスタート!
『イタリアンバル MARTE』

中目黒


レモンサワー好きを公言して憚らない、クリエイターの秋山具義さんが同じ中目黒にあるイタリアン『イカロ』の宮本義隆シェフとタッグを組んで2年ほど前に開いたバルだが、意外にもレモンサワーの導入は今年から。

けど、そこは『マルテ』。辛ボナーラや、うにのグチュグチュスパゲッティなど、創意に満ちた料理同様、ウォッカをベースにして独自性を追究。「お好きな人はお好きですから」とマネージャーの野池隆也さんもニンマリ。



ホワイトアスパラ串タルタルソース¥1,400



スパイシーひな鳥ロースト¥2,200。どちらも鉄板の相性だ



赤いフロアやステンレスのテーブルなど、スタイリッシュな雰囲気の店内




凍結生レモンサワー¥864。丸々1個のレモン使用
旨い焼鳥にレモンサワー。思わず喉が鳴る黄金のペアリング
『七鳥目』

広尾


紀州備長炭で焼いて香りは芳しく、千葉・水郷赤鶏の旨みもギュッと詰まった焼鳥を供する専門店で、「ひとりが頼むとカウンター全員が頼み出すこともある」と店主の川名直樹さんが言うドリンクが凍結レモンサワー。あまりに出るため、「サワー専用のサーバーも設置しちゃいました」と笑う。

ベースは王道のキンミヤ焼酎。来る夏に向けて「ボトルも冷凍しちゃう」キンキンの一杯も準備中。あまりにスイスイ飲めてしまう自分が恐ろしい。



花山葵と松風地鶏の昆布締。料理はともにコース¥6,264より



つくね。歯応えしっかり。コースのみを供する人気店



ゆったりと食べられる奥行きのあるカウンター。座席の間隔も広い




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