あのディーン・フジオカも!・・・実は「映画監督」をしたことのある芸能人・5選
芸能人の中には様々な才能をもっている人達が多い。例えば、1998年にお笑い界の大御所ビートたけしが映画「HANA-BI」を監督し、第54回カンヌ・ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞した際には、“お笑いタレントが映画監督をした上に、日本作品として約40年ぶりの快挙を成し遂げた"と世界中を驚かせた。現在ではお笑い芸人としてはもちろん、映画監督・北野武として日本のみならず世界的に有名な監督として知られている。
誰もがたけしのような奇才ぶりを発揮できるわけではないものの、実は意外な作品をこんな俳優やお笑いタレントが監督していた。
●ディーン・フジオカ・・・爽やかな笑顔で好感度が高く、NHK朝のテレビ小説「あさが来た」で五代友厚役を演じたことで、さらに人気が急上昇中のディーン。主に香港を中心に海外で活躍していたため、"逆輸入俳優"などと騒がれている。そんな彼が日本で仕事をし始めたきっかけは、2013年に公開された映画「I am ICHIHASHI」の主演だった。2007年に千葉県で実際に起きたイギリス人英会話講師女性の殺人事件をもとに、犯人・市橋達也の2年7カ月にわたる逃亡生活を映画化したもので、市橋役を演じたのがディーン。その形相は現在の彼とは異なり、当時は“市橋本人にソックリだ"と話題になっていたが、実は同時に「初監督」も務めていたというからダブルで驚きだ。
●ガッツ石松・・・若かりし頃はプロボクサーとして元WBC世界ライト級チャンピオンの称号を手にしたガッツだが、最近では俳優、タレントとしてドラマやCMに出演。「オッケー牧場!」は誰でも知っている合言葉になっている。天然キャラのガッツにその印象は想像がつかないものの、実は映画監督の経験があり、2011年「罪と罰」という映画では、企画・脚本・監督・主演を務めている。更に映画の作品テーマは「日本の死刑制度」について。しかもこの作品は2作目で、1990年にも「カンバック」という映画で企画から監督、主演までを務めている。"あのオトボケも計算なのか?"と思ってしまう、新たな一面の発見だ。
●ユースケ・サンタマリア・・・歌手なのか?俳優なのか?お笑いタレントなのか?時に分からなくなるほどマルチな才能をもったユースケは、もともとラテンロックバンドのヴォーカル&MC担当でデビュー。特に司会業では独特の節回しで周囲を魅了する彼だが、監督経験もあったようだ。2008年に公開されたR246 STORY「弁当夫婦」では岡田俊平と共に脚本を書き、監督、主演を務めている。この映画はオムニバス形式で、様々な分野で活躍する6人が、それぞれ国道246号線を舞台に作品を描いている。一見つかみどころのないテーマをもとに、なかなか彼らしい作風に仕上がっているようだ。
●伊勢谷友介・・・俳優、実業家として優れた才能をもっている伊勢谷は、東京藝術大学美術学部デザイン科を卒業後、同大学の修士課程まで修了しており、加えてニューヨーク大学への海外留学も経験していることから英語もペラペラ。完璧マルチな才能の持ち主である彼は2002年に「カクト」という映画作品の脚本・監督・主演を務め、第32回ロッテルダム国際映画祭タイガーアワード上映作品に選出されている。続く2012年には「セイジー陸の魚ー」で、ベストセラーとなった辻内智貴の小説を共同脚本し、監督を務めた。ちなみに主演は西島秀俊で、森山未来など俳優陣も豪華な上、音楽は渋谷慶一郎。ドイツや台湾などでも上映され、第24回東京国際映画祭では「特別招待作品」として上映された、こだわりの作品だ。
●劇団ひとり・・・お笑いタレントの彼が、2010年に小説「陰日向に咲く」を執筆し作家としての才があることは知っていたが、実は2014年「青天の霹靂」では執筆だけでなく監督、(共同)脚本、出演も務めていた。ヒロインには女優・柴崎コウを迎え、配給元も東宝という大会社。おまけに主題歌はMr.chirdrenが本作品のために書き下ろした曲だというから、ものすごく豪華なキャスティングとなったようだ。ちなみに2016年公開予定の「クレヨンしんちゃん爆睡!ユメミーワールド大突撃」では監督の高橋渉と共同で脚本を担当。見かけによらず、まさに溢れんばかりの才能をもっている劇団ひとりである。
