学生の窓口編集部

写真拡大

「僕の声は届かない。でも僕は君と話がしたい。」近藤崇・著(角川書店)

ある日突然、意識を失い、目が覚めたとき、声が出せない、耳が聞こえない、身体が動かない自分に気づく……。そんな状況に直面したら、あなたならどうするだろうか。死の淵から生還した若き医師の奇跡の記録『僕の声は届かない。でも僕は君と話がしたい。』が6月27日(土)発売。

国立がんセンターに勤務していた医師、近藤崇は、28歳のある日、脳梗塞に倒れた。

目覚めても意思疎通ができず、突然の髄液採取や手術などの恐怖に怯える日々が続いた。自分の気持ちを伝える手段がない。耐え難い孤独の中で自殺を考えるが、体が動かず自殺することさえできない自分にさらに絶望した。

1年半の入院生活を経て、退院。一生車椅子の生活の中で、何を生きがいにすればいいんだろうと自問する日々が続いた。リハビリにより右手が動くようになり、iPadが使用できるようになった近藤は、Facebookに自分の状況、障害などを綴ることを思いつく。Facebookに投稿することで、リアルタイムで「いいね!」やコメントが届くようになると、それが生きている喜びとなり、明日への希望になった。

投稿された彼の記事は多くの人たちの注目を集め、またたくまに35万「いいね!」を獲得。

愛を与えてくれた人たちに、彼は何か恩返しができないかと考えるようになる……。

そんな彼に訪れた奇跡とは? ラスト20ページ、圧倒的な感動が押し寄せる。

人生がうまくいっている人もそうでない人も、衝撃と感動と勇気をもらえる1冊である。

※『僕の声は届かない。でも僕は君と話がしたい。』近藤崇・著(角川書店) 価格1300円(税別)6月27日発売