老後の資金不安を解消するため、年金の受給開始を遅らせて受給額を増やす「繰下げ受給」を選択する人がいます。しかし、年金の額面が増えることで、75歳以降の「後期高齢者医療制度」における窓口負担割合が引き上げられるケースがあります。受給を5年間遅らせ、月21.3万円の年金を手にしたトシオさん(仮名・75歳)は、病院を受診した際、自身の医療費負担が「2割」になっていることに気づき言葉を失います。年金収入が医療費負担