ある金曜日の午後7時過ぎ、私はポケットに手を突っ込んだときに自宅の鍵がないのに気付き、血の気が引きました。焦ってかばんをひっくり返してみますが、鍵が見つかりません。もう一度ポケットを確認しますが、やはりありません。「朝、ゴミを出しに行ったとき、いつもと違うポケットに入れた気がする」「いや、それは昨日か。記憶が曖昧だ」50代の私はそう思いながら、最近、年齢のせいか、物忘れがひどいことに自己嫌悪に陥