2002年シーズン中、評論家として活動していた新井宏昌氏にかかってきた1本の電話南海、近鉄で通算2038安打を放ち、名球会入りを果たした新井宏昌氏。指導者になってからは仰木彬監督とのコンビで1995、96年にオリックスをリーグ連覇に導いた。2001年に退団すると、その手腕を買われて2003年からはダイエーの打撃コーチに就任した。本人の証言をもとに振り返っていく連載の第10回は「王貞治との出会い」。オリックスを退団し、