伊賀大介と佐内正史がオリジナルバッグ作成 ウェブで限定発売中

写真拡大

8月11日発売の雑誌『クイックジャパン』にて、写真家の佐内正史とスタイリストの伊賀大介が、オリジナルバッグ作りに挑戦。現在ウェブ上でバッグが限定発売されている。

この企画は、各界のクリエイターがバッグブランド「SERIGRAPHY TOKYO」の工房を訪れ、オリジナルバッグ作りに挑戦するもの。SERIGRAPHY TOKYOは、名だたるアパレルブランドとともに仕事をしてきた東京・三軒茶屋のセリグラフィ=シルクスクリーンプリント専門のラボで、手作業でインキが刷られたプロダクトは、ファッション感度の高い人たちに注目されつつある。

工房を訪れた佐内と伊賀は、佐内が自身の愛車(イエローのスカイライン)を撮った写真集『俺の車』から「駐車場にとまったスカイライン」「西新宿の風景写真の“ミスコピー”」の2点をピックアップし、その出来上がりには、

佐内 「刷り上がりは、森山大道さんの写真にも似た質感があるね。ベタで刷った部分と写真の転写部分が少しズレてるけど、それもオシャレに見える」

伊賀 「暴走族写真集の『止められるか、俺たちを』に近い雰囲気もありますね。ベタで刷った黄色と黒の境界はぱっきり分かれず混ざっていたりするけど、その手刷り感もイイ」

と満足の様子。持ち手など残りのプリントは伊賀が担当し、最後にバッグ内側に刷る“Sanaiga”という文字を2人で書いて、全工程が完了した。

現在、SERIGRAPHY TOKYOのウェブサイト(http://www.serigraphy-tokyo.jp/cn5/pg180.html)では、佐内と伊賀が今回完成させたオリジナルバッグが100個限定で発売されている。応募申込期間は8月11日から10月11日までで、先着順で販売。価格は1万7000円(送料+税込)となっている。(文中敬称略)