Oculus Riftの登場によって盛り上がりを見せる仮想現実(VR)ヘッドセットをスマートフォンを使って実現するという試みが行われていますが、COMPUTEX TAIPEI 2014では、実際にスマホを装着して迫力ある3D映像を実現するハードウェア「VPT-S PhoneStation」が展示されています。

ViewPhone-Technology.com (VPT-S PhoneStation)
http://www.viewphone-technology.com/

メガネ型ウェアラブルのロゴが描かれたViewPhone Technologyのブース。


これがスマートフォンを接続すればVRヘッドセットになるハードウェア「VPT-S PhoneStation


あくまで試作機とのことですが、サイズは横17.3センチ×高さ5.7センチ×奥行き9.4センチ。


重さはスマートフォンを除いた状態で123g。


ヘッドセットの前方にスマートフォンを装着して……



この2つのレンズを使い、左右それぞれの目がサイドバイサイド方式の3D映像を捉えると、映像が3Dに見えるという仕組み。



デモではスマートフォンにはサイドバイサイドの3Dムービーが映し出されていました。


音声用のヘッドセットを装着すれば準備完了。


映画を見てくつろぐ様子。


実際に映像を見せてもらったところ、ど迫力の3D映像に驚かされました。映像を記事で表現できないのが残念なくらい、非常に良くできた3D映像で、手持ちのスマートフォンを組み合わせるだけでここまで迫力ある映像を実現できるのかと驚愕するレベル。


VPT-S PhoneStationは3.5インチから6インチサイズのスマートフォンが装着可能で、最大200インチサイズのスクリーンを創出でき、YouTubeの3D's channelのムービーにも対応しています。また、映画だけでなく3Dゲームにも活用できるとのこと。


開発者のAllen氏は「まだまだ試作段階で、視力の悪い人を想定した細かいセッティングなど課題は多い」としつつも、2014年12月までに完成品にできればと話していました。なお、「スマホで3D映像」を簡単に実現できるVPT-S PhoneStationの体験の場をぜひとも日本で用意して欲しいと希望を伝えると、「非常に前向き」との回答を得ました。