AppleとSamsungの特許訴訟問題、終結に向けた和解交渉が再開

By Kārlis Dambrāns
「GALAXYシリーズはiPhoneやiPadの露骨なコピー」としてAppleがSamsungを提訴したのは2011年4月のことで、それからAppleとSamsungの特許訴訟合戦は幾度となくメディアを騒がせてきました。そんな2社がついに和解に向けて話し合いの場を設けることで合意したようです。
Samsung resumes settlement talks with Apple
http://www.koreatimes.co.kr/www/news/tech/2014/05/133_157454.html

AppleとSamsungの特許訴訟問題に直接関わってきたという情報筋が、「SamsungはAppleとの協議を再開しました。キートピックはもちろんこれまでの訴訟に関する問題をどう片付けるか、です」と、2社の訴訟問題の現状をThe Korea Timesに明かしました。
他にもAppleとSamsungの和解交渉が再開した裏側には、AppleとGoogleのスマートフォン関連の特許訴訟がいったん終結したことも深く関係しているのではと推測できます。
2010年にMotorolaがAppleを提訴したことから始まった特許訴訟は、2012年にGoogleがMotorolaを買収した後はGoogleとAppleの間で繰り広げられてきたわけですが、2014年5月16日に2社が共同声明文で現在進行中の特許訴訟を全て取り下げることで合意したことが明らかになっています。しかし、両社間での特許の相互使用を認めるクロスライセンス契約が締結されたわけではない、ということも明言されているとのこと。

By Jo Christian Oterhals
ドイツの知的財産権に関する専門家であるFlorian Mueller氏は「AppleがGoogleとの間で特許訴訟を終わらせたので、これまでのAppleの自社特許に対する評価は非現実的なもので、現在は体裁を保ったままこの特許訴訟問題を落ち着かせることのできる落としどころを探しているのでは」とコメントしており、和解はAppleにこそ必要な道なのではと推測しています。
