放送局向けビデオ通話ソフトSkype TX 発表、フルフレームHD-SDI 対応のスタジオ用Skype

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マイクロソフト傘下のSkype が、放送局向けのビデオ通話ソフトSkype TX を発表しました。Skype TX は、マイクロソフトが買収した、Skype ベースのビデオ通話システムCatCall で知られるCat and Mouse の技術を元に開発されたソフト。

業務用放送機材に対応するなど放送局での使用に特化し、高品質なSkype のビデオ通話をリアルタイムに番組へ統合できるとしています。

放送局向けの仕様としては、フルフレームのHD-SDI ビデオ入出力をサポート。アスペクト比の自動調節機能を搭載するほか、通話中の通知や広告などを排除しています。音声は映像データとの同送またはバランスオーディオ入出力が可能です。

ソフトや機材などのセットアップは「簡単」とのこと。複数の同時ビデオ通話などの管理も、専用画面から1人で可能です。

Skype TX は2015年公開予定。ビデオ通話ソフトでは、Google+ ハングアウトやLINE、楽天が買収したViber など多くの競合が存在しますが、Skype は業務用に注力することで差別化を図る構えなのかもしれません。

なおSkype TX は、Skype とテレビ放送を組み合わせることで新世代メディアの創造を目指すSkype in Media の一環として提供します。公式サイトではSkype TX 技術の使用例を動画で紹介中です。

一例を挙げると、TED 2013 で披露された米国の作曲家・指揮者エリック・ウィテカーによるバーチャル合唱団。世界各地に散らばる30人の歌手がSkype 経由でステージ上の合唱団にライブで参加しています。