“スマホ盗み見対策”に最も効果的なのは? アプリ5種を比較検証してみた
スマホは個人情報の巣窟。恋人や家族に見られたくないものを保存している方も多いのでは?
そんな方のために、スマホには盗み見対策アプリも用意されている。しかし「本当に効果があるの?」という不安もあるだろう。そこで今回は5つの盗み見対策アプリを検証し、その実用性のほどを調査してみた。
■見ないで!という気持ちをやんわりと伝えたいアナタに 「見ないで!」
「盗み見されてるのは分かっているけど、直接注意するのはちょっと気まずい……」という方におすすめなのがアプリ「見ないで!」。
あらかじめ撮影しておいたホーム画面のキャプチャーをダミーとして設定することで、誰かが画面をタップした際にその箇所に犬の足跡がスタンプされていく。キャプチャーなのでいくらタップしても画面は切り替わらず、スマホの情報をのぞかれる心配はない。盗み見をしようとした相手は触れば触るほど増えていく足跡に驚きながらも、「これは盗み見をするなってことだな……」と悟ってくれるに違いない。
ただし実際に使ってみると、画面タップの次のアクションとしてホームボタンを押してしまう。ホームボタンを押すとアプリは終了してしまうので、盗み見自体を完全に防止することはできない。従ってどうしても見られたくない情報がある場合に使うには、ややリスクが高い印象を受けた。あくまで盗み見をする人への警告手段というわけだ。
■SMSや通話着信の隠ぺいに! 「プライベートスペース (プライバシー SMSと通話)」
たとえ盗み見をするつもりがなくても、テーブルの上にあるスマホが着信すると反射的に目が行ってしまうものだ。デート中に女友だちから着信が入り、画面に表示された名前を見た彼女にあらぬ疑いをかけられた、なんて経験を持つ人もいるだろう。
そんなトラブルを解消すべく登場したのが、着信を隠ぺいできるアプリ「プライベートスペース (プライバシー SMSと通話)」。隠したい人物をアプリに登録しておけば、デート中に着信が入っても偽名表示させることができ、あらぬ疑いをかけられる心配はご無用だ。同様にSMSの設定も可能で、登録した相手から届いたメッセージは暗証番号を入力しなければ読めないようになる。
おすすめは、異性の連絡先をすべてアプリ内で管理してしまう使い方。どんなに疑り深いパートナーがいようと、これで心置きなく異性の友だちと連絡を取ることができる。浮気の隠ぺいにも大いに役立つアプリなので、使い方は読者の良心に委ねるとしよう。
■盗み見犯に制裁を! いたずらにも使えるトラップアプリ 「待ち受けトラッパー」
こちらがどんなに対策をしようと、盗み見をする人のやましい心までは正せない……。何度注意しても盗み見を止めない輩にはドッキリを仕掛けてこらしめよう!
「待ち受けトラッパー」は、スマホのロックが無断で解除された際に端末が故障したかのようなトラップ画像を表示するアプリだ。自分が席を外すタイミングでトラップを設定しておけば、無断でスマホを触った人にドッキリを仕掛けることができる。トラップの種類は4種類用意されており、画面にエラーダイアログが表示される罠や、初期化が開始されたように見せかける罠など、どれも犯人を焦らすものばかり。
筆者が実際に友人をターゲットに試したところ、その焦りようは見ていてかわいそうになるほどだった(笑)。相手の引きつった表情を楽しみつつ「何してくれてんの?」と静かにささやけば、犯人は自分の行ないを悔い改め、盗み見から足を洗ってくれることだろう。
■遠隔操作による盗み見をシャットアウト! 「セキュアカーテン」
スマホの盗み見をするのは、必ずしも身近な人だけではない。近年では遠隔操作でスマホの情報を盗む不正アプリも少なくないのだ。これらのアプリはユーザーに気づかれないように巧妙に情報を盗み取っていくため、発見するのも至難の技。そこで普段からセキュリティーアプリを使って対策をしておこう。
「セキュアカーテン」は、スマホ内の個人情報にアクセスしようとするアプリを自動で検知するスグレモノ。不正アプリをインストールするとすぐにユーザーへの警告メッセージが表示されるため、個人情報を抜き取られるトラブルを未然に防ぐことが可能だ。
実際に使ってみたところ、初めて接続するWi-Fiを検知・警告する機能もあり、セキュリティーアプリとしての精度は高い印象。ただし「LINE」などのSMSアプリをインストールした際にも警告が出るため、不正アプリか否かを見極める最終的な判断はユーザーに委ねられる。一度警告が出たアプリは、口コミを調べるなどしてアンインストールすべきかを判断するといいだろう。
■犯人探しに超便利! 盗み見犯の顔をパシャリ 「メールトラップ!」
ダミーのメールアイコンを使って盗み見犯にトラップを仕掛けるアプリ「メールトラップ!」は犯人探しにとても便利。ダミーアイコンをタップした際に求められる暗証番号を間違うと、インカメラで犯人の顔が自動撮影されるので、決定的瞬間を抑えることができる。
顔写真が自動撮影される際にはシャッター音が鳴らないため、トラップの存在に気づかれずに犯人を突き止めることができるのはうれしい。しかし、現時点で用意されているダミーアイコンはメールのみなので、ほかのアイコンをタップされてしまうと自由に情報を見られてしまうのがネック。犯人探しには使えるが、情報保護の面ではいま一歩な印象だ。
一長一短な面はあれど、目的に応じた使い分けができる盗み見対策アプリはどれも便利なものばかり。盗み見の不安とオサラバしたい人は、ぜひともチェックしてみよう。
※紹介したアプリはいずれも使用者の人間関係に深刻な問題を生じさせる可能性があります。ご利用は自己責任でお願いいたします。
