インテルは25日のジェノア戦でセリエA開幕を迎える。ワルテル・マッツァーリ監督は前日会見で、「8月のサッカーは重要じゃない。明日から始まる真の戦いが、我々がどの段階にあるかを示すだろう」と話した。

「どこまでこのチームがいけるかは、日に日に見ていこう。だが、我々はゼロからスタートしている。新たなサイクルの始まりだ。たくさんの若手もいる。こういうときは、時間が必要だと言われるね。道端で会う人たちも、それを認識していると思う」

FWサミュエル・エトーへの関心について、「マーケットのことは話さない」と答えたマッツァーリ監督は、大きな宣言をしないようにしている。

「今は誰もが目標を掲げている。私は事実を重視するタイプなんだ。これまでのように、最終的には期待以上のところまでたどり着けることを願っている。自分は経験豊富な指揮官だと思っているよ。セリエAで10年目だ。常に私は事実に基づいて話してきた」

「(昨季との比較を問われ)比較は好きじゃない。だが、過去の経験は同じ過ちを繰り返さないように生かさなければならないね。選手たちにはアドバイスをしたよ。私がこれまで率いてきたチームには、常に明確な戦術バランスとアイデンティティーがあった。私が好きな、積極的なプレーをする。それが、我々が求めていることだ。ただ、過去との比較は好きじゃない」

インドネシアの実業家エリック・トヒル氏によるとクラブ株式買収の件は、チームに影響するかもしれない。マッツァーリ監督はこのように話している。

「各選手が家で何を考えているかを知ることはできない。だが、練習を見る限り、監督の言うことにベストで応えようということ以外を考えている選手はいないと思う。我々は一緒になったばかりで、まだいくつかミスがあるが、それは普通のことだ。意欲は十分にあると思うよ」

FWマウロ・イカルディとFWイシャク・ベルフォディルについて、インテルで戦う用意ができていないとの意見もあるが、指揮官はこう語った。

「リーグ初戦では、選手たちのコンディションは最大でも60〜70%だ。これは全員に言えることで、彼ら2人も同じだよ。彼らはさらに、去年の(ナポリFWロレンツォ・)インシーニェと同じように、重要な一歩を踏み出さなければいけないんだ。中位のチームでプレーするのと、偉大な名門でやるのとは違う。イカルディと(マテオ・)コバチッチはジェノア戦に向けて100%の状態ではない」

戦術に関しては、次のように語った。

「90分間ボールをキープしたいが、相手もいるからね。テクニカルな選手たちがうまく守備もできれば、それは重要なバランスとなる。アメリカでのユヴェントス戦後、私は満足していた。(フレディ・)グアリンと(リカルド・)アルバレスが戻り、良いバランスがあったからだ。サイドは最も難しい役割だよ。彼らには多くを期待している。どの監督にもそれぞれの考えがある。3バックと4バックだって異なるものだ。3バックは互いを理解し、溶け込まなければいけない。リーグ最高のソリッドなポジションとするためにね」