フィオレンティーナに残留したMFダビド・ピサーロは、昨シーズン終盤戦の出来事にまだ納得していない。ミランとのチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いにおける判定問題は、ピサーロに移籍まで考えさせた。この苦しい夏について、ピサーロはこのように説明している。

「フィオレンティーナのすべての人と同じように、僕はすごく気分を悪くしていた。僕らはピッチで多くを費やしたんだ。CLに出場したかった。なのに、誰かさんが“冗談”をしてくれたのさ。僕はまだそれが納得できていない。それで、僕は抗議をした。もちろん、フィオレンティーナに対してではない。強く抗議したかったのは、システムに対してだ」

「繰り返すけど、CLに出るのはヨーロッパリーグに出るのとは違う。ローマでもよくあったことだ。フィレンツェの人たちは、僕らがされたことを普通と思っている。あまりに慣れてしまったからだ。でも、まったく普通のことなんかじゃない」

「僕らは全力を尽くし、仕事をする。なのに、こうやって結果が決まるんだ。イタリアで僕は何度も経験してきた。僕が不運なのか、僕が行くクラブが不運なのかは分からない。代理人のコメント? 責任は負う。お金の話ではなかった。もしそうなら、カタールに行くさ。僕はある状況をはっきりとさせたかったんだ」

「繰り返す。フィオレンティーナ対ローマの試合で起きたことに対する抗議だったんだよ。あの試合が最もつらかった(ダニエレ・デ・ロッシの明らかなハンドが取られなかった)。(ダニエレ・)プラデSD(スポーツディレクター)とは長年一緒に働いている。監督とは一緒に戦ってきた。彼らと問題を抱えたことはない。これが僕の意見だ」

「僕らはピッチの上で、そして何よりピッチの外で強いクラブにならなければいけない。重要なクラブと争っていくためにね。フィオレンティーナはクラブとしてもっと存在感を出さなければいけないんだよ。そうじゃないと、ほかのクラブに上から押しつぶされてしまう」

ピサーロの契約は2014年までとなっている。

「契約延長についてはまだ話していない。クラブから連絡があったら、話し合うよ。プラデSDとは特別な関係だし、テーブルにつくことに問題は何もない」

「(アデム・)リャイッチ? 僕は彼の残留を願っている。彼はまだ成長プロセスを完成させていない。後半戦に大きく助けてくれた。練習では懸命に仕事しているし、意欲的だ。たまにムチが必要だけどね(笑)」

「目標? 僕らは上位を目指して戦う。それは昨季も示したはずだ。中盤は強いし、このポジションに関しては、イタリアのどのチームをもうらやむ必要がない。(マルコ・)ヴェッラッティ? 彼の名前が出回るということは、僕らがうまくやっており、このレベルを維持したがっているということだよ。重要なクラブでは、ポジションを争わなければいけない。こういう選手なら大歓迎さ」