フィラデルフィア凱旋を果たすエディ・アルバレス。持ち味のスーパーアグレッシブなファイトを展開するか、それともテイクダウンを軸に堅実に戦うか。地元開催が彼の精神面にどのような影響を与えるのかも勝負の鍵を握っている

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ラトールFC世界ライト級王者エディ・アルバレスが、ホームタウン=フィラデルフィア凱旋を果たす。30日(月・現地時間)、ベラトールFCより 10月21日(木・同)にBFC33がペンシルバニア州フィラデルフィアのリアコウラス・センターで開催され、ライト級王者アルバレスが、ロジャー・フエルタと対戦することが正式発表された。

フィラデルフィアの名門テンプル大学内にあるキャパシティ1万200席というリアコウラス・センターで行なわれる同大会、本来はアルバレスの持つ世界ライト級王座にシーズン2ライト級トーナメントを制したパット・カーランが挑戦予定だったが、負傷によりシーズン3中のチャレンジが不可能となり、フエルタとのスーパーファイトが実現することとなった。

09年2月にMMAが解禁されたペンシルバニア州だが、ビッグマッチは同年8月にUFCがワコビア・センター(現ウェルズファーゴ・センター)でイベントを開催しているだけで、フィラデルフィアのケンジントン地区出身のアルバレスにとって、この日が正真正銘、地元での初試合となる。

「10月21日、フィラデルフィア、ロジャー・フエルタ……、僕にとって夢のファイトだ。僕はまだ米国の試合で負けたことがない。ホームタウンのフィラデルフィアのみんなの前で、初めての経験をするわけにはいかないし、僕が敗れることは決してない。有り得ないよ」というアルバレス、23戦目で初の地元凱旋となる。

07年7月にフィラデルフィアの北50kmほどに位置するニュージャージー州トレントンで行なわれたボードッグでのマット・リー戦では、彼の知人が700 名以上も会場を訪れたという逸話も残っているだけに、ダウンタウンから2kmの同会場は、どれほどのアルバレス・ファンが訪れることになるのか。

この地元開催に関してフエルタは、自らが有利になると断言している。「歓声も野次も僕には関係ない。ホームタウンで戦うアルバレスの方にプレッシャーを与えるはずだ。彼はきっと、ベストの自分を出そうと務めるだろうけど、ベストで戦おうとするあまりに、一転、恐怖を感じるに違いない」と、敵地開催を歓迎している様子ですらある。

「完全に試合を支配し、コントロールしないと満足できない。この試合を一方的に勝利することで、僕がライト級で世界のベストの一人だと証明したい」というアルバレス。互いにスーパーアグレッシブなファイトを信条としているため、スタンドの展開で何が起こるかは、試合が始まってみるまで分からない。フエルタも「この試合は年間最高試合に輝く可能性を持つファイトだ。ヘトヘトになるまで戦うことになるだろう、エキサイティングな試合をして、エディを仕留めたい」も抱負を語っている。

その一方で、「コントロールする」というアルバレスの言葉からも、トーナメント戦で見せたように得意のテイクダウンを軸に彼が戦うことも予想される。 BJ・ペンがフランキー・エドガーに完敗を喫し、ケニー・フロリアンがグレイ・メイナードに敗れ、地殻変動が起こりつつある世界のライト級戦線で、エディ・アルバレス×ロジャー・フエルタ戦が、新たな断層を生み出すことは間違いないだろう。
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