イランの国旗=ロイター

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 【ベルリン=工藤彩香、ニューデリー=青木佐知子】米国とイランが戦闘終結に向けた協議で合意したことを受け、英国、フランス、ドイツ、イタリアの欧州4か国首脳は15日、「心から歓迎する」との共同声明を発表した。

 欧州諸国は、イランとの戦闘で要求された北大西洋条約機構(NATO)の貢献に応じず、米国との溝が深まった。共同声明では、「長期にわたる外交的解決が達成されるよう、米国やイラン、地域のパートナーと緊密に連携する」と強調。イランに対しては「核兵器の保有は決して許されない」とけん制した。

 アンソニー・アルバニージー豪首相は15日の声明で「合意がホルムズ海峡の開放と航行の自由の回復につながることは喜ばしい」と歓迎した。エネルギー価格への圧力を緩和するために不可欠だとも指摘した。インドのナレンドラ・モディ首相は15日、合意の実施で「航行や商取引の自由が確保されることを望む」とSNSに投稿した。

 中国外務省の報道官は15日の記者会見で、合意について「歓迎する。中東や湾岸地域の平和を取り戻すため、引き続き積極的な役割を果たす」と強調した。ホルムズ海峡の早期の安全航行実現にも期待感を示した。