東日本大震災の津波で家族全員を失い、7歳で一人になってしまった辺見佳祐さんと、子育て未経験ながら彼を引き取った伯母・日野玲子さんが過ごした15年の記録――。日本テレビ系ドキュメンタリー番組『NNNドキュメント‘26』(毎週日曜24:55〜)では、「ひとりじゃない ボクとおばちゃんの15年」(ミヤギテレビ制作)を、きょう10日に55分の拡大版で放送する。

(左から)辺見佳祐さん、日野玲子さん

宮城県石巻市の辺見佳祐さん(22)は、津波で家族全員を失った。7歳でひとりぼっちになった佳祐さんを引き取ったのは子育て未経験の伯母・日野玲子さん。当初は互いへの遠慮からぎこちない関係が続いたが、2人は巡る季節を一緒に過ごし、ゆっくりと心の距離を近づけていった。

昨年、佳祐さんはあるサプライズを計画した。「おばちゃんの誕生日に家族旅行をプレゼントしたい」。旅先で見せた佳祐さんから玲子さんへの心づかいとは。

震災で人生が重なった“ボクとおばちゃん”の15年を見つめていく。ナレーションを担当する浜崎美保は「時の積み重ねの中で育まれた、血縁にとどまらない深い愛情と絆。震災の前にも確かにあった日々に思いを馳せながら、『ボクとおばちゃん』という家族の体温を声にのせ、その年月を丁寧に紡いでいきたいです。お二人の15年に寄り添い、誠実にナレーションを務めたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします」