海藻の角を生やしたウーパールーパーの砂の像を作る親子連れ=5日、逗子市新宿の逗子海岸

 「子どもの日」にちなんで親子が協力して「砂の芸術」を作るイベントが5日、逗子海岸(神奈川県逗子市新宿)で行われた。初夏の日差しを浴びながら20組150人のチームが趣向を凝らし、砂でできた巨大なカバやサメ、宇宙船などユニークな力作を生み出した。

 イベントは同市主催で今年で44回目を迎える「子どもの日」の恒例行事。1チーム最大10人で組み、5メートル四方のエリアで砂を掘って積み上げ、貝殻や海藻で装飾した。海辺に休むウミガメの像や貝殻で“雪化粧”をした富士山などもお目見えした。

 同じ保育園の卒業生と保護者で組んだ10人チームは湘南の海を望む藤沢・江の島の風景を砂浜の上に再現。展望灯台の代わりに流木を砂の山に突き刺し、江ノ島電鉄や江の島大橋も砂で忠実に作り上げた。小学5年の緒方奏太君(10)は「江の島の土台が崩れて難しかったけど楽しかった」とうれしそうに振り返った。

 最高賞の「市長賞」は海藻の角を生やしたウーパールーパーの作品が受賞。同市内のフラダンス教室の仲間と参加した小学3年の三河内朝陽(みつこうちあさひ)さん(8)は「去年は入賞できなかったのでリベンジできた」と満足そうだった。(深沢 剛)