『銀河の一票』宮沢賢治が出せなかった“本当の幸せ”の答えへ? あかり(野呂佳代)が宣言した「存在することそのものが肯定される世界」
●「自分のまま向かえる明るい世界へ行く」
政界を追い出された星野茉莉(黒木華)が、市井に生きる政治素人のスナックのママ・月岡あかり(野呂佳代)をスカウトし、東京都知事選に挑む姿を描く、カンテレ・フジテレビ系ドラマ『銀河の一票』(毎週月曜22:00〜)の第3話が、4日に放送された。
感動の今回は、宮沢賢治『銀河鉄道の夜』で描かれたテーマの現代への翻訳、そして一歩先とも思われる“答え”の暗喩が見られた。それをひも解いていく。

野呂佳代 (C)カンテレ
○【第3話あらすじ】ついに、あかりが都知事出馬を決意!
とし子(木野花)の成年後見人を務める弁護士の竹林圭吾(中山求一郎)が現れ、スナックを売却すると告げられる。
とし子の施設の賃料や介護費など毎月かかる多額の費用は、とし子の年金だけではまかなえず、不足分をスナックの売り上げで補う取り決めになっていた。茉莉は食い下がるが、近隣の工場が移転したことから客が減り、売り上げも激減。深刻な赤字が続くなか、あかりが自分の蓄えを切り崩し、とし子の生活と店の経営をなんとか支えてきたのだった。
このままでは遠からず破綻すると指摘する竹林は、とし子が所有する不動産を処分し、資金を確保するのが最善の方法だと断言。売らずに店を続けるには、最低でも約1,000万円が必要だという。
だが、そんな大金など用意できるはずもないあかりは絶望。途方に暮れるあかりを救いたい茉莉は、懸命に打開策を探るなか、竹林の主張を覆すある方法を見いだす。それは、とし子本人の意思を聞き出すこと。懸命なあかりの説得にもかかわらず、とし子はその場を逃げ出してしまう…。
まもなく茉莉は、閉店の危機を知った常連客の樫田敦史(岩松了)から、とし子があかりに秘密にしていたという思わぬ事実を打ち明けられる。実はあかりと出逢う前、とし子はさまざまな苦難に耐えきれず、自死しようとした。そのビルの屋上に先客=あかりがいて、あかりを自死から救ったのだという。
それからあかりは、スナックとし子で働くように。だがとし子は内心、「いつでもやめてもらってもいい」と思っていた。だが、あかりとの経営が楽しくそのままずるずると…。茉莉は店に貼られていた「今日からあかりちゃんがママ」の紙の裏を見る。そこには「いつでもやめてもいいからね」のメモが。
一方、あかりは再び、施設のとし子のもとへ会いに行っていた。強引な説得を謝るあかり。その追い詰められた様子を悟ったのか、とし子があかりに言った言葉は「あんた、お腹空いてない?」──それは、とし子があかりの命を救った時のものだった。
そしてあかりは、茉莉に言う。「過去も何もかもなくなっても茉莉ちゃんが残っている。自分のまま向かえる明るい世界(へ行く)」と。それは、都知事出馬の決意表明だった。

(左から)黒木華、野呂佳代 (C)カンテレ
○タイパ重視の時代に人物の魅力をじっくり描く勇気
──泣いた。久しぶりにドラマを見て泣いた。第3話はそれほどドラマチックな展開が続いた。茉莉の、あかりを救いたいという懸命な想い。あかりの、とし子への恩返しにスナックとし子をなんとしても守りたいという想い。とし子が認知症になってしまっていても、心の奥底でつながっていた絆。そして、その絆に気づいたあかりが、茉莉に出馬を決めたと告げたセリフ。
「茉莉ちゃんが残るよ。過去がなくなっても、何がなくなっても、茉莉ちゃんと未来が残るから大丈夫。とし子ママも私も…。──まだ、間に合うかな。出馬。都知事。勝手でごめんなさい。私に生きる理由をください。私はまだどうしても、どうしても、生きるのに理由が必要だけど。でも本当は、理由があってもなくても、夢とか、役割とか、家族とか、お金とか、そういうのあってもなくても。病気になっても、ケガしても、年取っても。大切に、大切にしていた何かがなくなっちゃったとしても、何にも心配いらない。自分のまま、明るい方向へ向かえる世界…。綺麗事かもしれないけど」
これに、茉莉は答える。「綺麗事じゃないです! …キレイな事です」──
どうしても避けられないスナックとし子の売却。これを自身の持つ知識と行動力で、回避しようとした茉莉。第3話のラストにして、ようやくこの物語の本筋である「選挙」へと動き出す。この紆余曲折と、開けた明るい未来に、筆者は涙を禁じ得なかった。
そしてこれこそが、本来の連続ドラマだとも感じた。昨今は、テンポの速い作品でなければ、1話切りされてしまうことも増えた。そんな中、本筋へ行くまでに3話分も費やしたのは、ある意味、勇気と自信がなければできないことだ。
第1話で、茉莉の行き詰まりと見つけた光を描き、第2話であかりの覚悟が描かれ、そして第3話では、あかりの人柄が深堀りされた。都知事に立候補するだけの人物であるということを、じっくりと描いたのだ。そしてここから始まる新しい物語──第4話が気になって仕方がない。そして、「気になる」理由の一つには、やはり宮沢賢治『銀河鉄道の夜』との符合があった。
●賢治が問い続けた「ほんとうの幸い」の一つの到達点

(C)カンテレ
劇中では、茉莉のセリフで『銀河鉄道の夜』の引用があった。「けれどもほんとうのさいわいは一体なんだろう」とジョバンニが問い、「僕わからない」とカムパネルラがぼんやり答える。ここで茉莉は、2人が銀河に空いた穴を見て「あんな闇の中だって怖くない。きっとみんなの本当の幸いを探しに行く。どこまでも僕たち一緒に進んでいこう」と話した内容を語る。
実はこの言葉、原作の正確な引用ではない。しかしそれこそが重要だ。この「少し違う」賢治の言葉が、第3話のラストであかりが語るセリフと、驚くほど精確に符合するのだ。「あんな闇の中だって怖くない」は「過去がなくなっても、何がなくなっても、何にも心配いらない」へ。「みんなの本当の幸いを探しに行く」は「自分のまま、明るい方向へ向かえる世界」へ。「どこまでも僕たち一緒に進んでいこう」は「茉莉ちゃんと未来が残るから大丈夫」へと、それぞれ呼応している。
賢治の言葉が茉莉を通してあかりに渡り、あかりの中で血肉となって返ってくる――脚本家・蛭田直美はおそらく意図的に、第3話ラストのあかりのセリフと響き合うよう、賢治の言葉を「翻訳」してみせたのだ。
『銀河鉄道の夜』では、サザンクロスで大半の乗客が降りた後、ジョバンニとカムパネルラが残されて「ほんとうのみんなのさいわい」のために共に歩もうと誓いを交わし、その直後に車窓に現れた石炭袋(絶望・虚無の闇)を見た2人は非常な恐怖に襲われる。
そしてジョバンニは言う。「カムパネルラ、また僕たち2人きりになったねえ、どこまでもどこまでも一緒に行こう。僕はもうあのさそりのようにほんとうにみんなの幸のためならば僕のからだなんか百ぺんやいてもかまわない」と。だが『銀河鉄道の夜』は未完であり、同作ではこのジョバンニの宣言の直後に、カムパネルラは消えてしまうのだ。
つまり賢治は「ほんとうの幸い」の答えを最後まで書かなかった。未完のまま死んだ。わからないまま、それでも探しに行くというのが『銀河鉄道の夜』の結論だ。ジョバンニは「みんなの幸いのために自分を百回焼いても構わない」と叫ぶ。これは強い意志・理由・使命感によって生きようとする宣言だ。ある意味、賢治的な「正しい答え」と言える。
しかしあかりのセリフはその先を行っている。使命も夢も家族もお金も、病気も老いも喪失も――何があっても何がなくても、自分のまま明るい方向へ向かえる世界。これは「理由によって生きる」のではなく、「存在することそのものが肯定される世界」の宣言だ。
賢治が問い続けた「ほんとうの幸い」の、現代における一つの到達点と言えないだろうか。
○「あなたのために」ではなく「あなたとともに、私も生きたい」
噛み砕いて言えば、『銀河鉄道の夜』に描かれた自己犠牲の美化ではなく、「他者と自分は切り離せない」という、より現代的で誠実な倫理観。「あなたのために」ではなく「あなたとともに、私も生きたい」――この言葉の構造こそ、賢治がたどり着けなかったもう一歩先かもしれない。
そして、あかりが「綺麗事かもしれない」と半ば諦めかけた言葉を、茉莉が「いや、それはキレイな事だ」と現実の言葉として受け取り直す。夢を現実に着地させる――それが選挙参謀・茉莉の役割であり、このドラマそのものの主題宣言のように感じられる。
賢治は「ほんとうの幸いを探しに行く」とジョバンニに誓わせて、答えを書かずに亡くなった。このドラマはその答えを、選挙という現実の舞台で書こうとしているのかもしれない。選挙という舞台を通して、「生きる理由を必要とする人間が、それでも理由なしに生きられる世界を、自分たちの手で作ろうとする物語」が、ここから描かれるのかもしれない。そんな世界を作れる政治家こそが、今の時代には求められているとも言えないだろうか。
惜しくも未完のまま帰らぬ人となった賢治。その賢治の答えを、本作がどのように出してくれるのか──楽しみだ。

(C)カンテレ
衣輪晋一 きぬわ しんいち メディア研究家。インドネシアでボランティア後に帰国。雑誌「TVガイド」「メンズナックル」など、「マイナビニュース」「ORICON NEWS」「週刊女性PRIME」など、カンテレ公式HP、メルマガ「JEN」、書籍「見てしまった人の怖い話」「さすがといわせる東京選抜グルメ2014」「アジアのいかしたTシャツ」(ネタ提供)、制作会社でのドラマ企画アドバイザーなど幅広く活動中。 この著者の記事一覧はこちら
政界を追い出された星野茉莉(黒木華)が、市井に生きる政治素人のスナックのママ・月岡あかり(野呂佳代)をスカウトし、東京都知事選に挑む姿を描く、カンテレ・フジテレビ系ドラマ『銀河の一票』(毎週月曜22:00〜)の第3話が、4日に放送された。
感動の今回は、宮沢賢治『銀河鉄道の夜』で描かれたテーマの現代への翻訳、そして一歩先とも思われる“答え”の暗喩が見られた。それをひも解いていく。

○【第3話あらすじ】ついに、あかりが都知事出馬を決意!
とし子(木野花)の成年後見人を務める弁護士の竹林圭吾(中山求一郎)が現れ、スナックを売却すると告げられる。
とし子の施設の賃料や介護費など毎月かかる多額の費用は、とし子の年金だけではまかなえず、不足分をスナックの売り上げで補う取り決めになっていた。茉莉は食い下がるが、近隣の工場が移転したことから客が減り、売り上げも激減。深刻な赤字が続くなか、あかりが自分の蓄えを切り崩し、とし子の生活と店の経営をなんとか支えてきたのだった。
このままでは遠からず破綻すると指摘する竹林は、とし子が所有する不動産を処分し、資金を確保するのが最善の方法だと断言。売らずに店を続けるには、最低でも約1,000万円が必要だという。
だが、そんな大金など用意できるはずもないあかりは絶望。途方に暮れるあかりを救いたい茉莉は、懸命に打開策を探るなか、竹林の主張を覆すある方法を見いだす。それは、とし子本人の意思を聞き出すこと。懸命なあかりの説得にもかかわらず、とし子はその場を逃げ出してしまう…。
まもなく茉莉は、閉店の危機を知った常連客の樫田敦史(岩松了)から、とし子があかりに秘密にしていたという思わぬ事実を打ち明けられる。実はあかりと出逢う前、とし子はさまざまな苦難に耐えきれず、自死しようとした。そのビルの屋上に先客=あかりがいて、あかりを自死から救ったのだという。
それからあかりは、スナックとし子で働くように。だがとし子は内心、「いつでもやめてもらってもいい」と思っていた。だが、あかりとの経営が楽しくそのままずるずると…。茉莉は店に貼られていた「今日からあかりちゃんがママ」の紙の裏を見る。そこには「いつでもやめてもいいからね」のメモが。
一方、あかりは再び、施設のとし子のもとへ会いに行っていた。強引な説得を謝るあかり。その追い詰められた様子を悟ったのか、とし子があかりに言った言葉は「あんた、お腹空いてない?」──それは、とし子があかりの命を救った時のものだった。
そしてあかりは、茉莉に言う。「過去も何もかもなくなっても茉莉ちゃんが残っている。自分のまま向かえる明るい世界(へ行く)」と。それは、都知事出馬の決意表明だった。

○タイパ重視の時代に人物の魅力をじっくり描く勇気
──泣いた。久しぶりにドラマを見て泣いた。第3話はそれほどドラマチックな展開が続いた。茉莉の、あかりを救いたいという懸命な想い。あかりの、とし子への恩返しにスナックとし子をなんとしても守りたいという想い。とし子が認知症になってしまっていても、心の奥底でつながっていた絆。そして、その絆に気づいたあかりが、茉莉に出馬を決めたと告げたセリフ。
「茉莉ちゃんが残るよ。過去がなくなっても、何がなくなっても、茉莉ちゃんと未来が残るから大丈夫。とし子ママも私も…。──まだ、間に合うかな。出馬。都知事。勝手でごめんなさい。私に生きる理由をください。私はまだどうしても、どうしても、生きるのに理由が必要だけど。でも本当は、理由があってもなくても、夢とか、役割とか、家族とか、お金とか、そういうのあってもなくても。病気になっても、ケガしても、年取っても。大切に、大切にしていた何かがなくなっちゃったとしても、何にも心配いらない。自分のまま、明るい方向へ向かえる世界…。綺麗事かもしれないけど」
これに、茉莉は答える。「綺麗事じゃないです! …キレイな事です」──
どうしても避けられないスナックとし子の売却。これを自身の持つ知識と行動力で、回避しようとした茉莉。第3話のラストにして、ようやくこの物語の本筋である「選挙」へと動き出す。この紆余曲折と、開けた明るい未来に、筆者は涙を禁じ得なかった。
そしてこれこそが、本来の連続ドラマだとも感じた。昨今は、テンポの速い作品でなければ、1話切りされてしまうことも増えた。そんな中、本筋へ行くまでに3話分も費やしたのは、ある意味、勇気と自信がなければできないことだ。
第1話で、茉莉の行き詰まりと見つけた光を描き、第2話であかりの覚悟が描かれ、そして第3話では、あかりの人柄が深堀りされた。都知事に立候補するだけの人物であるということを、じっくりと描いたのだ。そしてここから始まる新しい物語──第4話が気になって仕方がない。そして、「気になる」理由の一つには、やはり宮沢賢治『銀河鉄道の夜』との符合があった。
●賢治が問い続けた「ほんとうの幸い」の一つの到達点

劇中では、茉莉のセリフで『銀河鉄道の夜』の引用があった。「けれどもほんとうのさいわいは一体なんだろう」とジョバンニが問い、「僕わからない」とカムパネルラがぼんやり答える。ここで茉莉は、2人が銀河に空いた穴を見て「あんな闇の中だって怖くない。きっとみんなの本当の幸いを探しに行く。どこまでも僕たち一緒に進んでいこう」と話した内容を語る。
実はこの言葉、原作の正確な引用ではない。しかしそれこそが重要だ。この「少し違う」賢治の言葉が、第3話のラストであかりが語るセリフと、驚くほど精確に符合するのだ。「あんな闇の中だって怖くない」は「過去がなくなっても、何がなくなっても、何にも心配いらない」へ。「みんなの本当の幸いを探しに行く」は「自分のまま、明るい方向へ向かえる世界」へ。「どこまでも僕たち一緒に進んでいこう」は「茉莉ちゃんと未来が残るから大丈夫」へと、それぞれ呼応している。
賢治の言葉が茉莉を通してあかりに渡り、あかりの中で血肉となって返ってくる――脚本家・蛭田直美はおそらく意図的に、第3話ラストのあかりのセリフと響き合うよう、賢治の言葉を「翻訳」してみせたのだ。
『銀河鉄道の夜』では、サザンクロスで大半の乗客が降りた後、ジョバンニとカムパネルラが残されて「ほんとうのみんなのさいわい」のために共に歩もうと誓いを交わし、その直後に車窓に現れた石炭袋(絶望・虚無の闇)を見た2人は非常な恐怖に襲われる。
そしてジョバンニは言う。「カムパネルラ、また僕たち2人きりになったねえ、どこまでもどこまでも一緒に行こう。僕はもうあのさそりのようにほんとうにみんなの幸のためならば僕のからだなんか百ぺんやいてもかまわない」と。だが『銀河鉄道の夜』は未完であり、同作ではこのジョバンニの宣言の直後に、カムパネルラは消えてしまうのだ。
つまり賢治は「ほんとうの幸い」の答えを最後まで書かなかった。未完のまま死んだ。わからないまま、それでも探しに行くというのが『銀河鉄道の夜』の結論だ。ジョバンニは「みんなの幸いのために自分を百回焼いても構わない」と叫ぶ。これは強い意志・理由・使命感によって生きようとする宣言だ。ある意味、賢治的な「正しい答え」と言える。
しかしあかりのセリフはその先を行っている。使命も夢も家族もお金も、病気も老いも喪失も――何があっても何がなくても、自分のまま明るい方向へ向かえる世界。これは「理由によって生きる」のではなく、「存在することそのものが肯定される世界」の宣言だ。
賢治が問い続けた「ほんとうの幸い」の、現代における一つの到達点と言えないだろうか。
○「あなたのために」ではなく「あなたとともに、私も生きたい」
噛み砕いて言えば、『銀河鉄道の夜』に描かれた自己犠牲の美化ではなく、「他者と自分は切り離せない」という、より現代的で誠実な倫理観。「あなたのために」ではなく「あなたとともに、私も生きたい」――この言葉の構造こそ、賢治がたどり着けなかったもう一歩先かもしれない。
そして、あかりが「綺麗事かもしれない」と半ば諦めかけた言葉を、茉莉が「いや、それはキレイな事だ」と現実の言葉として受け取り直す。夢を現実に着地させる――それが選挙参謀・茉莉の役割であり、このドラマそのものの主題宣言のように感じられる。
賢治は「ほんとうの幸いを探しに行く」とジョバンニに誓わせて、答えを書かずに亡くなった。このドラマはその答えを、選挙という現実の舞台で書こうとしているのかもしれない。選挙という舞台を通して、「生きる理由を必要とする人間が、それでも理由なしに生きられる世界を、自分たちの手で作ろうとする物語」が、ここから描かれるのかもしれない。そんな世界を作れる政治家こそが、今の時代には求められているとも言えないだろうか。
惜しくも未完のまま帰らぬ人となった賢治。その賢治の答えを、本作がどのように出してくれるのか──楽しみだ。

(C)カンテレ
衣輪晋一 きぬわ しんいち メディア研究家。インドネシアでボランティア後に帰国。雑誌「TVガイド」「メンズナックル」など、「マイナビニュース」「ORICON NEWS」「週刊女性PRIME」など、カンテレ公式HP、メルマガ「JEN」、書籍「見てしまった人の怖い話」「さすがといわせる東京選抜グルメ2014」「アジアのいかしたTシャツ」(ネタ提供)、制作会社でのドラマ企画アドバイザーなど幅広く活動中。 この著者の記事一覧はこちら
