大外から突き抜けたラフターラインズ(右)

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 「フローラS・G2」(26日、東京)

 ここでは決め手が一枚上だった。前走のきさらぎ賞では僅差3着に惜敗した1番人気のラフターラインズが、堂々と東京の長い直線を突き抜けて重賞初Vを飾った。

 課題だったゲートも中間の練習の効果が実り、今回は「今までで1番」と小笠師も納得のスタート。道中も慌てず騒がず後方4番手から運んだ。直線に向いて外に持ち出されると、上がり3F32秒8とメンバー最速タイの鬼脚がさく裂。残り150メートルあたりで先頭に立ち、最後は余裕すら感じさせて着差以上の強さを見せつけゴールを駆け抜けた。

 今回の短期免許では初の重賞勝ちとなったレーンは「とてもいい勝ち方ができた」と満足そう。初コンタクトとなった最終追い切りや、これまでのレースぶりから「もう少し距離があった方が良さそうだと思っていた。予想通りでした。最後の瞬発力が彼女のセールスポイントですね」と切れ味抜群の決め手を評価した。

 トレーナーも「言うことないですね」とホッとした表情。前走時はテンションが高かったが、この日は落ち着きがあり「ひと回り(精神的にも)成長していると思います」と充実ぶりに手応えをつかんだようだ。もちろん、次はオークス(5月24日・東京)。レーンは「距離はもう少し延びても問題ないと思う」とクラシック奪取へ太鼓判を押した。