60代夫婦ふたり暮らし「やめた家事」と「残した家事」。洗濯物を取り込まなきゃという義務感から解放された
年齢を重ねるにつれ、毎日続けてきた家事を負担に感じることも増えてきます。「すべてをきちんとこなそうとするのではなく、自分に合った形に変えることで、暮らしはぐっとラクになります」と語るのは、暮らしや生き方のヒントをYouTube「60歳からの幸せライフ」で発信しているライフさん(60代)。今回は、やめた家事と残した家事について、ライフさんが語ります。

いくつかの家事を「やめる」と決めたきっかけ

60代になってから子どもが独立し、夫とふたり暮らしとなりました。そこで、これまで当たり前に続けてきた家事を見直すことに。体力や気持ちの変化もあり、「毎日きちんとやらなければ」と思っていたことが、少し負担に感じるようになったからです。
すべてをやめるのではなく、「やめること」と「残すこと」を分けて考えることで、無理のない暮らしに変わっていきました。
階段の掃除は1日おきに
これまで私は、階段の掃除は毎日するのが当たり前だと思っていました。でも実際には、1日で急に汚れるわけではなく、「今日はやらなくても大丈夫」と思える日も。
今は一日おきにふき掃除をするようにしています。少し間をあけるだけで、家事のストレスが和らぎました。
廊下の掃除は2日おきに

廊下は場所によっては階段よりも使用頻度が低いため、2日おきに掃除をするようにしました。以前は階段と同じように毎日掃除をしていましたが、見直してみるとそこまで頻繁に汚れたり、ホコリが気になる場所ではないと感じたのです。
回数を減らしても十分きれいな状態を保てることがわかり、無理なく続けられるようになりました。
毎日の洗濯をやめて2〜3日に1回にまとめた

洗濯も毎日するのが習慣でしたが、2〜3日に1回にまとめるように変えました。ふたり暮らしだとそこまで洗濯物が増えず、また制服のシャツのように毎日洗う必要がある服もありません。
毎日洗わない分、1回の洗濯量は増えますが、その代わりに毎日の「やらなければ」という義務感から解放されました。天気にふり回されることも減り、外出の日は洗濯はしないなど予定も立てやすくなったのを感じます。毎日洗濯しなくても、十分に気持ちよく過ごしています。
トイレ掃除だけは毎日続けています

一方で、トイレ掃除だけは毎日続けています。トイレは毎日気持ちよく使いたい場所だからです。時間をかけるのではなく、便座の両脇の壁、床、便座、フタなど目につく場所をサッとふき掃除。便器内にトイレ用洗剤をかけて軽く流す程度の、短時間のお手入れですが、、それでも清潔に保たれていると安心できます。
すべてをがんばるのではなく、「これだけは大切にしたい」と思える家事を残すことで、無理なく続けられています。
やめたことで感じた変化

家事の回数を見直してから、1日の流れにゆとりが生まれました。これまでは掃除や洗濯のタイミングに合わせて動いていましたが、今は自分の体調や予定に合わせて過ごせるようになりました。
午前中にひと息つく時間ができたり、外出の予定を無理なく入れられたりと、家事の義務感を忘れ、暮らしのリズムが軽やかになったように感じています。お出かけする日は洗濯しないなど工夫して、「早く帰って洗濯物を取り込まなきゃ」という焦りがなくなったのはうれしい変化です。
無理を減らすことも、暮らしを整えるひとつ

以前は「毎日やること」が安心につながっていましたが、今は「続けられる形で整える」ことのほうが大切だと感じています。すべてをがんばるのではなく、自分にとって負担の少ない方法を選ぶことで、家事ストレスから解放されました。
完璧を目指すのではなく、心地よく続けられることを大切にする。それが、60代からも続くこれからの暮らしを整えるヒントだと思っています。
