赤坂七丁目2番地区再開発の完成イメージ(日鉄興和不動産発表資料より)

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 都内で現在開発が進められている、赤坂七丁目2番地区再開発(港区赤坂)、目黒三丁目再開発(目黒区目黒)の2事業が、いきもの共生事業推進協議会の「ABINC認証」、都市緑化機構の緑の認定「SEGES」を取得した。両事業にかかわる日鉄興和不動産が明らかにしたもので、生物にとって質の高い緑地整備や雨水の有効利用を通じた水循環への配慮などが高く評価された。

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 赤坂七丁目2番地区再開発は、日鉄興和不動産と野村不動産が整備を進めている。高橋是清翁記念公園の東側約1.2ヘクタールに地下1階、地上46階建て延べ約8万8,000平方メートルの複合施設を建て、商業施設と専修学校、オフィス、643戸の共同住宅を入れる計画。2025年6月に着工し、2028年度に完成する予定。

 生き物の誘致を意図した植栽の整備や雨水流出抑制施設の設置など雨水の有効利用を通じた水循環への配慮、隣接する公園と一体化した立体的な緑の景観が高い評価を受けた。

 目黒三丁目再開発は「目黒の森を創る〜森の再生〜」を事業コンセプトに日鉄興和不動産と東京建物、安田不動産が進めている。緑に囲まれた6階建て延べ約2万平方メートル、197戸の共同住宅を建てる計画で、2025年7月に着工し、2028年度の完成を目指している。

 森の中の特別な街区をうたい、生物にとって質の高い緑地が広範囲に整備されるほか、水循環や資源循環に配慮した取り組み、地方自治体や造園・環境分野の専門家との連携体制、緑の生活空間などが高く評価された。

 ABINC認証は、生き物と人が共生できる仕組みの創造やその維持管理を評価した施設に与えられる。SEGESは民間事業者が所有して管理する緑地の価値を環境貢献の見地から評価・認定している。