去年2月、大学卒業間近の22歳の女性。春休みを過ごしていた彼女は、人気YouTubeクリエイターの動画にどっぷりハマっており、見始めると止まらない日々を送っていた。

ある日、翌週に迫った卒業旅行のことを考えているうちに、脱毛をしておこうと思い立つ。痛そうという理由で抵抗があった彼女が選んだのは、シュガーリングワックスだった。

さっそく取り出してみると、ワックスがカチコチに固まっていた。以前にも同じ経験があった彼女は、電子レンジで温めれば柔らかくなると知っていた。しかしこの日、蓋を開けようとしたが固くて開かず、そのまま蓋をした状態で電子レンジへ。

動画に夢中になりながらの作業で、本来20秒のところを、レンジを2分にセットしてしまっていた。

レンジが鳴り終えると、ワックスは沸騰している状態。レンジの中で吹き出したら母親に叱られると咄嗟に取り出したその瞬間、蓋が外れ、熱々のワックスが彼女の足に直撃した。

なぜ固くて開かなかった蓋は突然外れたのか?その理由は、容器内が加熱されたことで水分が水蒸気となり、内部の圧力が上昇して蓋を押し開けたこと。このときワックスの温度は120℃に達していたと考えられる。

冷水で冷やしたものの痛みはひどく、左脚のすね全体に大きなやけどを負い、2週間ほど通院。楽しみにしていた卒業旅行には行けなくなり、春休みはずっと自宅で過ごした。卒業式には出席できたものの、包帯の上からフェイクタイツを履いての参加となってしまった。