川崎市消防局が「マイナ救急」本格運用 受診歴や処方薬を把握、搬送先選定などに活用 本人の同意無しで情報確認も

川崎市消防局は今春から、救急活動にマイナンバーカードを活用する「マイナ救急」の本格運用を始めた。市内に配置されている全31の救急隊が対象となる。救急需要の増加で現場への負担が高まる中、医療情報を迅速に把握することで搬送の円滑化を図っていく。
マイナ救急は、健康保険証として利用登録されたマイナンバーカード(マイナ保険証)を用い、救急隊員が専用端末で傷病者の受診歴や処方薬などの医療情報を確認する仕組み。搬送先の医療機関の選定や応急処置、病院側への引き継ぎに活用されるという。
医療情報の閲覧は原則として本人の同意が前提。ただ、意識障害などで同意が得られず、生命や身体の保護のために必要と判断される場合には同意なしで情報を確認することもある。
