◆ソフトバンク1−2西武(8日、みずほペイペイドーム)

 ようやく最終回に本拠地が沸いた。栗原の右前適時打で1点差に迫り、なおも無死一、二塁。逆転サヨナラへの期待が高まる中、柳田、山川、代打中村晃と倒れてため息に包まれた。小久保監督は「いい追い上げでしたけどね」と唇をかんだ。

 西武先発の高橋光に封じ込まれた。三回までパーフェクトに抑えられ、ようやく四回2死から栗原が初安打。中盤は走者を出したが、得点圏まで進められない。七回1死からはギアを上げられ、5者連続三振に倒れた。

 小久保監督は「今日は打てない。昨年と全然違う投球だった。カットボールを高めに投げてね。フォーク(中心)じゃなくなっていた」とモデルチェンジした右腕に脱帽。昨季は対戦防御率5・00と打ち込んでいたが、この日は降板した八回まで二塁を踏むことができず、11三振を献上した。

 試合前にはアクシデントにも見舞われた。9番中堅でスタメン起用されていた周東がアレルギー症状を訴え、福岡市内の病院に直行。プレーすることなく、一回表に緊急交代した。小久保監督は「症状は治まっています。明日(9日)は大丈夫でしょう」と説明した。

 開幕から調子の上がらなかった西武に痛い2連敗を喫し、4カード目で初の負け越し。九回に意地を見せ、今季初の零封負けこそ免れたが、4安打1得点はいずれも今季最少だ。打線の奮起で同一カード3連敗だけは避けたい。 (小畑大悟)