【解説】新年度の新しい環境での“モヤモヤ”感にどう立ち向かう?藤井貴彦キャスターが“静岡目線”でチェック
(スタジオ)
(コメンテーター news zero メインキャスター 藤井 貴彦氏)
さあ、今週もお届けしてまいります、「藤井孝彦の静岡目線」というコーナーですが、一応、このタイトル、私の自筆なんですよ。左利きなのに、まあまあ上手いんですよね…自分で言うのもアレですけどね。ということで、今週は2週目ということで、今回はこのテーマでお届けしてまいります。
ということなんですが、もう新年度始まって、または新学期始まって、新しい場所で生活を始めたという人たくさんいらっしゃると思います。なんか自分の着ている制服は…「なんかこう新調したものだから肩がちょっと詰まるな」とかね。「新しい電車の経路を使っているので慣れないな」という人がいらっしゃって、その中で不安やモヤモヤを感じるという人もたくさんいらっしゃると思うんです。そんな皆さんのことをですね、静岡の皆さんと一緒に考えていこうというコーナーです。
まずはですね、いろいろな人にモヤモヤありませんか?と聞いてまいりましたので、こちらご覧ください。
(佐藤 優里 アナウンサー)
「新年度が始まり新しい環境への変化に、皆さんはどう感じている
のか街の人の声を聞いてきました」
(新中学2年生)
「2年生にもなるので不安はあります」
「後輩ができて引っ張ていく立場にもなるから、そこがうまくやっていけるかなあって」
(薬学部・新2年生)
「勉強が不安で。内容が難しくなるから授業数も増えてテストの数も増えるので」
(新入社員)
「いやあ、もう不安で、1年目の先輩に色々教えてもらってるんですけど、1年間でこうならないといけないんだというのが不安」
(会社員)
「ガソリンの値上げが一番ダメージありました。物価ばかりあがって苦しいですけどがんばんないとなと」
(コメンテーター news zero メインキャスター 藤井 貴彦氏)
いろいろな…皆さんモヤモヤがあると思いますが、新生活が始まって春がやってきて、「わーっ」て前に進めるだけじゃないというのは皆さんそうだと思いますが、例えばですよ…澤井さん。つい最近のことだと思いますけれども…新人アナウンサーで「静岡第一テレビ」に入社した時、自分どうでしたか…お気持ちとして?
(澤井 志帆 キャスター)
7年前になりますけれども、夢をかなえた期待感も、もちろんありつつも、周りと比べて何もできない自分に、もう何もかもが嫌になっちゃってモヤモヤしてました。思い出しました。
(コメンテーター news zero メインキャスター 藤井 貴彦氏)
ちなみに津川さんも、初登院の頃があったと思うんですよ。どんなお気持ちで国会に向かったんですか?
(津川 祥吾 アンカー)
国会初登院はですね、私28歳という非常に若い年でさせていただいたので、大変恥ずかしながら、逆に開き直って…自分には自信があるっていう思いで「やってやるぞっ」て思いで行きました。
(コメンテーター news zero メインキャスター 藤井 貴彦氏)
そうなんですか。津川さんみたいに、今の自分がどういう立場にあって、どういう風に進んでいけばいいか…ということが分かる人というのは、モヤモヤしたりしないと思うんですよね。でも、今の立ち位置が、もしかしたら座り位置が、自分にとってどういうところなのかが分からない時にモヤモヤするのかもしれません。ただ、きょうはですね、ちょっとエモーショナルに進んでいきたいと思うんですよ。エモい感じに進めていきたいと思うんですけれども、モヤモヤを感じている人ほど物事を真正面から捉えている…そういう風に考えてもらいたいなと思います。だからもう、なおざりにしないで、「これはいいや」と思わないでやっているからこそ、モヤモヤを感じて一生懸命頑張らなきゃいけないと思っているんだと思っていただいたら、それで少し気が晴れると思うんですけども…。澤井さんどうですか?
(澤井 志帆 キャスター)
確かに…妥協したくないっていう…自分にプレッシャーをかけてしまっている部分があったと思います。そう聞くと心が楽になりました。
(コメンテーター news zero メインキャスター 藤井 貴彦氏)
もう一つモヤモヤしている方への特効薬の一言としてはですね…「そんなに期待されてないよ」っていうことなんですよね。ですから、新人の人、そんな期待されてないからうまくやれたかっていうことより続けられたかどうか…そういうことなんです。だから一週間とりあえず「頑張ってみよう」じゃなくて、「そこにいてみよう」っていうことだけで、モヤモヤがだんだんだんだん晴れていくものだと思っていただきたいと思います。ということで…お互いがね、受け入れる側も入っていく側も「リスペクト」を持ちながらやっていくということがとても大切だという風に思います。
続いてこちら。「家族を送り出したモヤモヤ」。お子さんが、例えば高校、大学、進学しました。就職して違うとこ行っちゃいましたっていう親御さんもいらっしゃると思うんですけれども、津川さん、この気持ち感じたことあります?
(津川 祥吾 アンカー)
そうですね、うちも子どもが4人いるんですけども、おかげさまで4人とも成人しまして、なんかとても喜ばしいことなんですけども…やっぱり寂しい。
(コメンテーター news zero メインキャスター 藤井 貴彦氏)
寂しいですよね。そういう時どうやってその寂しさを紛らしたんですか?
(津川 祥吾 アンカー)
犬を飼いました。
(コメンテーター news zero メインキャスター 藤井 貴彦氏)
犬を飼う。それも新しいやり方ですよね。
(津川 祥吾 アンカー)
そうですね。癒されてきましたね。
(コメンテーター news zero メインキャスター 藤井 貴彦氏)
澤井さんはこういう気持ち分からないでしょ?
(澤井 志帆 キャスター)
全く寂しくなく静岡に神戸から出てきたんですけど、親からはいまだに、本当に毎日のペースで、親の自撮りを送られてきます。
(コメンテーター news zero メインキャスター 藤井 貴彦氏)
親の自撮り!?
(澤井 志帆 キャスター)
かまってほしいみたいで…。
(コメンテーター news zero メインキャスター 藤井 貴彦氏)
親の自撮り…略して「親撮り」が出てくるんですね。
(澤井 志帆 キャスター)
親撮りがやってきます。
(コメンテーター news zero メインキャスター 藤井 貴彦氏)
そうですか。でもこれ、もしかしたら津川さんが感じていたのは…親という役割を失ってしまった寂しさ…なのかもしれませんので…こう考えてみてはいかがでしょうかという提案。「さみしいのは、愛してきた証拠」ですよ。今まで素晴らしい役割を果たしてきたんですよ…っていうふうに思っていただきたい。
(津川 祥吾 アンカー)
できてきたかなっていうモヤモヤが逆に生まれますけど…。
(コメンテーター news zero メインキャスター 藤井 貴彦氏)
そしてもう一つはこちら、「サポーター」でしたよ。今まで子どもたちへのサポーターの役割を果たしていたんですけども、「プレーヤーに戻ってみる」。今度は自分のことを大切に4月から生きてみようと…やりたいこといっぱい残ってましたよね、ですから、そこを全部自分でプラスに変えてみてはいかがでしょうか…という提案です。
もう一つありましたっけ…もう一つ…なかったか。じゃあ続いてこちら。「値上げのモヤモヤ」。これ、値上げのモヤモヤって…澤井さん、感じていらっしゃるんですか?
(澤井 志帆 キャスター)
毎日自炊してますので、買い物にも行くんですけど、やっぱり節約してるつもりで、自炊で節約してるつもりなのに、材料費が高いから…頑張ってるのに全然報われないなって…、ちょっと悲しくなりますね。
(コメンテーター news zero メインキャスター 藤井 貴彦氏)
もうね、今の世の中、頑張りだけではカバーできないことがたくさんありますんで、じゃあちょっとだけ工夫をしてみましょうということで、私たちの提案はこちらなんですが…。どうぞ。もう「値段ではなく使いきれるか」ということで決めていきましょう。使いきれると、やっぱり新鮮なものをいつまでも食べられますし、多くのものを買いすぎないで、最終的には効率的ということにつながっていくと思います。もう一つ、これね忘れがちなんですけど固定費。携帯のプラン見直すだけでも、もしかしたら私卵に置き換えるの大好きなんですけど、もうね、4パックぐらい卵買えると思うんですよ。800円ぐらいの固定費の見直しって…どこかを圧縮すれば何とかなると思いますんで、自分がやっているもの、固定費をもう1回見直してもらいたい。そして3つ目はこちら、「地元のもの」ですよ。静岡なんて地元のものでフレッシュで、少しね、比較的お値段が安いものたくさんあると思うんで、この視点というのは津川さんどうですか?
(津川 祥吾 アンカー)
やっぱり地元のものを買うと新鮮ですし、僕ら、よく「フードマイレージ」って言いますけども、地元のものを買った方が地球の環境にもいいかなとか…いいことした感じもしますよね。
(コメンテーター news zero メインキャスター 藤井 貴彦氏)
だって、すぐ同じ県で生きている皆さんの何かの役に立つっていうのはすごくいいですし、その循環がどんどんどんどん経済を回していくことにつながっていくんじゃないかということで…固定費、いろいろあると思いますけども
ちょっと見直していただきたいなと思います。そして最後のモヤモヤがこちらです。もうね、これ、私たちじゃどうしようもないことなんですけれども、不安定な世界情勢へのモヤモヤ、津川さんどう感じてますか?
(津川 祥吾 アンカー)
特に私たち、さっきの値段が上がるのも大事だと思うんですが、歴史に学ぶというところで、私はまだ50代半ばですけども、少し親の世代とか、もう少し上の先輩の世代に聞くと、やっぱり戦争の時どうだったかとかですね。「なんで戦争が起こってしまうのか」みたいな話…たくさん聞かせていただきます。もっと古い歴史の話も含めてですね、どうやってこれを平和な世の中にしていくのか。私たち、今、何を考えなきゃいけないのか…答えがあるわけじゃないですけども、そこをしっかりと考えていきたいですし、それを子どもたちにもしっかりと伝えていきたいなと思いますね。
(コメンテーター news zero メインキャスター 藤井 貴彦氏)
そうですよね。いくら私たちが、「戦争をやめてほしい、もっと前向きに考えてほしい」とトランプ大統領に言ったとて、言うチャンスすらないわけですよ。ですから、この今の生活の中で、私たちができることは限界があるということを前向きに捉えてどうするか…。こちらの提案です。「目の前の暮らしを丁寧に生きること」。澤井さんこれ聞いてどうですか?
(澤井 志帆 キャスター)
できてないかもしれないです。当たり前だと思って無駄に過ごしていることってあるかもしれないですね。
(コメンテーター news zero メインキャスター 藤井 貴彦氏)
いや、でも無駄に過ごしていることが平和ならそれでいいんじゃないかなと思うんですよね。
(澤井 志帆 キャスター)
それも、自分にプレッシャーをかけてるっていうことかもしれないですね。
(コメンテーター news zero メインキャスター 藤井 貴彦氏)
そうかもしれない。
(澤井 志帆 キャスター)
確かに今それに気づけた。
(コメンテーター news zero メインキャスター 藤井 貴彦氏)
私…いつもオセロに例えてみんなに話をするんですけど、私だけはオセロの「白」でいたい。で…たまたま隣に同じオセロの「白の人」がいたら、間に「黒い人」がいたときに、「白」に変わるんですよ。ですからね、「白い」オセロの人が増えれば増えるほど、世の中っていうのは、じんわりと平和になっていくんじゃないか。その中で、なんとなく平和が広がっていけばいいなと思いますし、じゃあ「白」でいるためにどうしたらいいかということの最後の提案こちら。一回「SNSの世界から出てみる」。皆さんが見ている情報というのは、皆さんが好きなものしか出てきません。そうなると、どうしても意見が偏ってしまうので、このSNSの世界から出て、津川さんのように俯瞰で見られる人になる。これが大切です。そして、もっと身近な…皆さんにとって一番大切な「藤井目線」はこれだ。「おなか空いていない?きちんと寝ている?」。イライラとかね、モヤモヤは、結局、こういうところから来ているんです。ちゃんと自分に大切な栄養素をとって、睡眠をとる。これがモヤモヤを解消することになります。そうすることにつながるという…きょうの「静岡目線」でした。
