森岡毅氏「刀」が横浜・上瀬谷テーマパーク計画で“大失策”…三菱地所「2031年開業予定」に暗雲のワケ
〈森岡毅氏「刀」が横浜巨大テーマパーク事業に参加していた!《“大失策”で計画に遅れ》《『ONE PIECE』権利元に…》〉から続く
テーマパーク失敗が相次ぐ「刀」の森岡毅。沖縄だけでなく、横浜のディズニー級テーマパーク計画にも水面下で関与。だが超人気漫画キャラクターの誘致で身勝手な提案を繰り返し――。カリスマの虚像を明らかにする。(現在配信中の「週刊文春 電子版」および4月2日(木)発売の「週刊文春」より、記事の一部をお届けします)
【画像】独自のマーケティング理論をまとめた著書はベストセラーに。「刀」を率いる森岡毅氏
東京ディズニーランドが目標…超大規模テーマパーク開業計画
横浜駅から北西へ、電車とバスで1時間ほどに位置するエリア「上瀬谷地区」。2015年まで戦後70年にわたり米軍通信施設が置かれていた。現在は242ヘクタールに及ぶ広大な空き地となり、草木が生い茂る。
横浜市はこの地を新たな観光地にしようと、再開発に動き出している。来年3月から9月まで国際園芸博覧会の会場となった後、2031年ごろ、超大規模テーマパークを開業する計画が進められているのだ。
「コンセプトは『日本のコンテンツとテクノロジーを活用した、次世代型テーマパーク』。年間来場者数の目標は東京ディズニーランドに匹敵する1500万人を掲げる」(地元紙記者)

横浜市の資料
壮大なプロジェクトの舵取りを担うのは、大手デベロッパーの三菱地所だ。
「同社は、横浜ランドマークタワーやMARK IS みなとみらいなど、横浜市の再開発に40年以上にわたり携わってきた」(同前)
計画発表から2年半も暗雲…開業に間に合わない可能性も
23年9月に計画が発表されてから2年半。今、暗雲が垂れ込めている。
「最先端技術を駆使して、アニメや漫画の世界に没入体験できるアトラクションが企画されているのですが、具体化していない。このままでは31年ごろの開業に間に合いません」
そう明かすのは、プロジェクトに関わる人物だ。
「公表されていませんが、三菱地所がテーマパーク開業に向け頼ったのが、日本を代表するマーケターと評されてきた森岡毅氏(53)率いる『刀』です。計画遅れの背景には、刀の大失策があります」
森岡氏は、大阪のUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)を劇的なV字回復に導いたとして、一時はメディアの寵児になっていた。
「本人がUSJ時代の成功譚としてよく語るのが、映画『ハリー・ポッター』の世界を再現した新エリアの開業です。15年から『ユニバーサル・クールジャパン』というイベントを開催。『エヴァンゲリオン』や『進撃の巨人』といった、世界的人気を誇るアニメや漫画とのコラボも成功させてきました」(経済部記者)
17年に刀を創業し、西武園ゆうえんちやハウステンボスの再生など、テーマパークの再建事業のコンサルティングを次々に手がける。昨年には、企画・開発を自社で主導するテーマパーク『ジャングリア沖縄』をオープン。三菱地所にとって、森岡氏率いる刀は、これ以上ないパートナーだったのだろう。
《この続きでは、三菱地所と集英社が激怒した刀とのやりとり、苦境のジャングリア沖縄の資金繰りをめぐる“救世主”と森岡氏の衝撃的な言動などを詳しく報じている。記事の全文は現在配信中の「週刊文春 電子版」および4月2日(木)発売の「週刊文春」で読むことできる》
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2026年4月9日号)
