34歳“鉄人”谷口 代表戦から中3日もフル出場 疲れ見せず守備けん引 CL出場へ残り9戦
◇ベルギー1部上位プレーオフ シントトロイデン0−1サンジロワーズ(2026年4月4日)
上位プレーオフ(PO)が4日に開幕し、シントトロイデンの日本代表DF谷口彰悟(34)が敵地サンジロワーズ戦でフル出場した。日本企業のDMMグループが経営権を取得してから初となる上位POの舞台で、主将として統率しながら体を張ったプレーを披露。チームは0―1で黒星発進となったが、2位以内に与えられる欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得へ、ここから巻き返しに打って出る。
クラブが新たな歴史を刻んだ一戦で谷口が奮闘した。DMMグループが経営権を取得後初のPO。舞台は敵地ジョゼフ・マリアン・スタジアム。公立公園内の丘に建設された特殊な形状で、ゴール裏が急斜面でバックスタンド全面に設置された敵軍応援席から完全アウェーが演出される。その中でレギュラーシーズン首位の相手に粘り強く戦い、ベテランDFは「決してネガティブになるゲームではない」とうなずいた。
センターバックの一角で先発し、前半32分に相手シュートをエリアで滑り込みながらブロック。後半22分には相手クロスに飛び込んでヘディングでクリアした。フル出場した日本代表のイングランド戦から中3日だったが、両親が現地観戦に訪れた一戦で軽快に動いた。
日本代表FW後藤はドイツクラブからオファーが舞い込む中、リーグ制覇のために残留を決断するなどチームは団結している。W杯イヤーとなる今季も残り9試合。谷口は「下を向くことなく、また次へ向かう」と見据えた。(ベルギー・ブリュッセル 滝本雄大)
