【王将戦第7局】藤井王将VS永瀬九段 力比べの勝負に突入
将棋の藤井聡太王将(23)=名人を含む6冠=に永瀬拓矢九段(33)が挑戦する第75期王将戦7番勝負(特別協力・スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社)の第7局1日目が25日、大阪府高槻市の「関西将棋会館」で行われ、昼食休憩を挟み午後1時30分から対局が再開された。ここまでの進行を、立会人の桐山清澄九段(78)に話を聞いた。
午前だけで53手進み、現在藤井が桂得。少しだけ藤井が有利な状況だが、永瀬は攻めの姿勢を崩さない。桐山は「藤井さんは確かに桂得ですが、王の逃げ道をふさぐ壁銀の状態。対する永瀬さんはしっかり王を囲えているので、王の形で釣り合いが取れていると思っているのでは」と述べた。残り時間の差も2時間あり、永瀬の考慮時間はここまででわずか31分。「永瀬さんは時間の面でも戦えると考えているのでしょう」と語った。
午後の対局開始に永瀬が指した△3八角は、検討室でも第一候補とされた一着。桐山は「この後はお互いの力比べになるでしょう」と話した。
