「殴り合いと言ってもいい」藤井王将が55手目を封じる 永瀬九段との激戦はフルセットか、決着か!大注目の勝負は2日目へ/将棋・王将戦第6局

将棋の藤井聡太王将(竜王、名人、王位、棋聖、棋王、23)に永瀬拓矢九段(33)が挑戦する「囲碁将棋チャンネル ALSOK杯第75期王将戦七番勝負」は3月18日、愛知県名古屋市の「名古屋将棋対局場」で第6局1日目の対局を行い、藤井王将が55手目を封じて指し掛けとした。あす19日午前9時頃に封じ手を開封し、対局が再開される。
藤井王将の2勝、永瀬九段の3勝で迎えたシリーズ第6戦。フルセットか、決着か、一手一手の進行に大きな注目が集まっている。本局は、将棋界の第三のホームとして2022年6月にオープンした名古屋市の「名古屋将棋対局場」を舞台に争われている。名古屋駅直結のミッドランドスクエア25階に位置し、開けた視界から「天空の対局場」とも呼ばれている。主に順位戦の対局が行われているため、タイトル戦の開催は初。名実共に“頂上決戦”となる本局で白星を飾るのはどちらか。
藤井王将の先手番で迎えた本局は、両者共に研究が深く行き届いている角換わりの出だしに。永瀬九段は後手番ながら仕掛けてくと、藤井王将も相手の攻めを強く催促。どちらにとっても絶対に譲れぬ一戦とあり、早々に激戦へと展開することとなった。互いに慎重に持ち時間を使う展開となったものの、中継で解説を務めた高野智史六段(32)は、「攻め合い。殴り合いと言ってもいい」とコメント。「 封じ手の選択で激しくなるのか穏やかになるのか、予想がつかない。2日目は一手も見逃せない」とし、ハイレベルな戦いの今後の進行に注目していた。
後手の永瀬九段が“手裏剣”の歩を放ったところで藤井王将が長考に。午後6時、立会人の屋敷伸之九段(54)が定刻となったことを告げると、手番の藤井王将はすぐに「封じます」と発声し、指し掛けとした。封じ手の考慮時間は50分。第6局はあす19日午前9時頃に封じ手を開封し、対局が再開される。
持ち時間は各8時間の2日制。
【封じ手時点での残り持ち時間】
藤井聡太王将 4時間1分(消費3時間59分)
永瀬拓矢九段 4時間31分(消費3時間29分)
(ABEMA/将棋チャンネルより
