この記事は以下の動画を基に、動画投稿者の承諾を得た上で、AIライターが執筆しております

脳科学者の茂木健一郎氏が自身のYouTubeチャンネルで「人工知能時代に、『古典』を読む理由。」と題した動画を公開した。進化し続けるAIに判断を委ねるのではなく、人間自身が認知的負荷の高い「古典」を読むことで脳を鍛え、主体的な選択能力を高めるべきだと提言している。

動画内で茂木氏は、AIが大学入試問題を瞬時に解けるほど賢くなる一方で、人間自身が進化しなければ「どんどん人工知能との差が広がってしまう」と指摘。人生の重要な選択や判断までAI任せにしてしまえば、「誰が生きているのかわからなくなる」と危機感を募らせる。

その対抗策として、自身が最近ブロンテの『嵐が丘』やウルフの『灯台へ』、ダンテの『神曲』といった「古典(カノン)」を読み込んでいることを紹介。これらは読み進めるのに歯ごたえがあり大変だが、AI時代において脳が「本能的に欲している」と感じているという。

さらに、大規模言語モデルの発展により、これまで数学やプログラミングに比べて曖昧だと思われていた「自然言語」が、実は高度な世界観を構築できることが再認識されたと言及。優れた作家が自然言語を用いて到達した「カノン」を脳に染み込ませることが、AIにはない人間独自の判断力を養うことにつながるとし、「AIに対抗するためには古典を読めばいいんだ」という自身の気づきを語った。

シラスで主宰している番組「#シラスフロントロー」には、志を共にする仲間が集まって、AI時代の人間の対抗策としての古典の読み込みをしているという。

茂木氏は、もちろん数学やプログラミングも重要であるとしつつ、人間が人生の主体(エージェント)として生きるためには、自然言語による深い理解が不可欠だと強調。「人工知能時代ほど、古典を読みましょう」と視聴者に呼びかけ、動画を締めくくった。

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