阪急の名選手バルボン!コテコテの大阪弁で人気を博した「キューバの至宝」の正体

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助っ人外国人列伝/キューバ編

今号からの本企画は、装いも新たに国別の助っ人たちを大特集!今回はキューバ特集の第一弾として、自国の国籍を持った助っ人たちを紹介する。

キューバの助っ人第1号!外国人初の盗塁王!ロベルト・バルボン

キューバの助っ人第1号!外国人初の盗塁王に輝く!

NPB通算成績(11年:1955~1965)
1353試合 打率.241 33本塁打 260打点 盗塁308

砂糖農家の14人兄弟の末っ子として生まれたロベルト・バルボン。貧しさから脱するために野球を始め、ドジャース参加のマイナーリーグでプレー後、阪急スカウトの「日本は暖かい国」の言葉を鵜呑みにして遠い日本にやってきた。

だが、当然キューバよりも寒く、食文化が異なるためなかなか馴染むことができなかったという。それでも日本で成功するために気を吐いたバルボンは、シュアなバッティングと俊足を披露し、初年度の1955年から阪急1番に定着する。

その瞬足ぶりは1958年~1960年に3年連続で盗塁王に輝くほど。1964年まで阪急でプレーして引退したバルボンは、ユニークな大阪弁を話す通訳として人気を博した。すっかりと日本に馴染んだバルボンは、京セラドームで観戦するなど元気な姿を見せていたが、2023年3月12日に急性肺炎のため、89歳でこの世を去った。