放射性物質を含むハチの巣が核廃棄物保管所で見つかる

サウスカロライナ州エイケン近郊にある放射性核廃棄物保管所付近で、放射性物質を含むハチの巣が見つかっていたことが分かりました。施設従業員による定期チェックで見つかったもので、すでに巣は取り除かれて処理されています。
EM-SR--SRMC-FTANK-2025-0003
https://orpspublic.doe.gov/orps/reports/displayReport2.asp?crypt=%87%C3%95%9Ba%8Evjtc%90
https://www.postandcourier.com/aikenstandard/news/local/srs-radioactive-wasp-nest/article_fdb8835c-ff6e-42d9-9b07-6f4eb62eac5a.html

Radioactive wasp nest found at site where US once made nuclear bombs | AP News
https://apnews.com/article/radioactive-wasp-nest-savannah-river-site-701e791404f73f1ba7720ac3637977d6

Radioactive wasp nest discovered at nuclear waste storage site in South Carolina | South Carolina | The Guardian
https://www.theguardian.com/us-news/2025/jul/31/radioactive-wasps-south-carolina-nuclear-waste
エイケン近郊にある「サバンナ・リバー・サイト」は、かつては核兵器の部品を製造していて、今は放射性核廃棄物の保管所となっています。報告によると、2025年7月3日、敷地内の定期巡回を行っていた従業員が、液体核廃棄物を貯蔵する「タンク17」の近くの支柱でハチの巣を見つけたとのこと。
従業員はハチの駆除のために噴霧処理を行ったのち、巣を撤去。調査したところ「100平方cmあたりのベータ崩壊/ガンマ崩壊が毎分10万回」で、連邦規則で定められた汚染レベルの10倍を超える値が検出されました。
ただし、廃棄物タンクの汚染制御は正しく機能しており、巣が汚染されているのは、敷地内の残留放射能汚染に起因するものだとのこと。撤去された巣は、放射性廃棄物として処理されました。
施設の管理を行っている「サバンナ・リバー・ミッション・コンプリーション」は「巣は定期巡回で発見され、手順に従って処理されました。調査により、他の汚染は見つかりませんでした。(タンク17を含む)Fタンクファームは、310平方マイル(およそ800平方km)あるサバンナ・リバー・サイトの中心部に位置していて、スズメバチは一般に巣から数百ヤード(数百m)しか移動しません」と述べ、スズメバチが施設外に出ている可能性は低いと説明しています。
