「ねずみ講」はなぜ違法? マルチ商法の違いとは【眠れなくなるほど面白い 図解 大人のための算数と数学】

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ねずみ講ってどんなしくみなの?

ねずみ講とは「無限連鎖講」と呼ばれるものであり、連鎖配当組織のことをいいます。現在の日本では、無限連鎖講の防止に関する法律によって、それに該当するものを罰則をもって禁止しています。階層状の組織を形成する特徴から、ねずみ講は「ピラミッド・スキーム」とも呼ばれています。

ねずみ講とはどんなしくみなのでしょうか。Aが創始者としてBとCの2人の会員を勧誘します。BとCにはそれぞれある金額を入会金として支払ってもらいます。BやCもAと同じように2人でDやE、F やGを勧誘していきます。集められた入会金の半分を紹介者、もう半分は初期のメンバーなどに分配していきます。このしくみはピラミッドの上にいけばいくほど儲かり、下へいくほど儲かりません。

ねずみ講と似ているしくみに「マルチ商法」があります。人を勧誘して加入する人数が増えていく点は同じですが、ねずみ講は金品(配当)だけが動いています。商品の販売が目的である「マルチ商法」は、「連鎖販売取引」といわれ合法とされています。

ねずみが増え続ける様子に似ていることから「ねずみ講」と呼ばれてます

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 大人のための算数と数学』監修:小宮山 博仁