【おとなのソロ部】大阪「エモジ」で字を書く楽しさを再発見!自分だけのオリジナルノート作りを
大阪メトロ谷町六丁目駅から徒歩4分の紙雑貨店
「オリジナルノート作りができる」とSNSで話題の「エモジ」。大阪メトロ谷町六丁目駅4番出口から徒歩約4分、空堀商店街の一角にある雑貨店です。

「エモジ」は、紙の卸会社で働いていた店主が「いろいろな紙があることを知ってもらえたら」と、その経験とノウハウを生かしてオープンした雑貨店。普段何気なく使っている紙ですが、封筒や紙袋、包装紙、ノート、コピー用紙、レシート…と、実は用途に合わせてそれぞれに作り手が工夫を凝らした紙が使われています。手ざわりや書き心地なども異なるため「紙にさわってもらえるお店」をコンセプトに生まれたお店なのです。


空堀商店街は、かつて豊臣秀吉が大坂城南側の守りを固めるために築いた空の堀(=空堀地区)があったとされる場所。辺り一帯は第二次世界大戦の空襲による戦火を免れたため、お店の建物は約140年前のものだそう!紙と印刷の街で本の卸業者も多かったという空堀商店街には、手塚治虫が赤本を買いに通ったというエピソードも残されています。そういった歴史を感じながら、空堀商店街を散策するのも楽しいひとときです。
ソロおすすめPoint
ソロ客は3割ほど。土・日曜の13〜15時は特に混み合うことが多いそうなので、平日のオープン直後か夕方ごろの来店が狙い目です。空堀商店街の一角に位置するため、周辺観光も楽しく、観光がてら立ち寄るのもいいでしょう。
人気は世界にひとつだけのオリジナルノート作り

「紙の魅力を知ってもらいたい」と、オープン当初から実施しているのが「オリジナルノート作り」1200円〜。表紙、中紙、ノートをとじる方向、Wリングの色などを自分好みにカスタマイズできます。

ノートの種類はA5、B6、B6縦半分ノート、ミニノートの4種類。店内にある商品を組み合わせて作っていきます。

例えばA5、B6ノートのメモ用中紙ひとつとっても、無地、罫線、マス目があったり、色が違うものがあったりと種類もさまざま。


メモ用以外にも、育児日記用、絵日記用、レシピ用などの中紙も。それぞれ十数枚単位のセットで販売されているので、いろいろなセットを組み合わせ可能!好みのものを選んで使い勝手のいいオリジナルノートを作っていきましょう。


見本のノートもいくつか置いてあるので、参考にしながら作ると◎。どれにしようか迷ったときは、紙のプロである店主に相談してみるのもいいですね。選ぶ作業はとても楽しく、なかには1時間ほどじっくりかけて紙選びをする人もいるそう。

表紙と中紙が決まったら、製本のオーダーをしましょう。ノートをとじる方向、リングの色に加えて、オプションの有無を選択します。リングの色は金、銀、赤、黄、青、緑、桃の7色から。オプションであるノートの留め方は、ゴム留め、ホック留め、マーブル留めの3つから選ぶことが可能。もちろん留め具なし、そのままの「オプションなし」でも制作できます。製本作業は1冊5〜10分ほどです。

ちょっとしたメモ用ノートや、プレゼントにおすすめなのがミニノート作り650円。流れは先ほどと同じで、表紙と中紙、リングの色を選んで製本します。

ミニノートは、先に紹介したものよりも表紙のデザインや紙の種類、色も豊富です。同じ色に見える紙も手に取ってみると、手ざわりが違ったり、うっすらと模様が入っているものがあったりするので、ぜひじっくり見てみて。なかにはデニム生地や野球場の芝が入った紙もあるそうですよ!


中紙の量はこの穴の中に入る分だけというルール以外は、決まりはなし。ぜひ自由に、自分の感性のままにオリジナルノート作りに没頭しちゃいましょう!

表紙や中紙選びに集中していると、案外周りの人は気にならないもの。オーダー順にスタッフが製本をしてくれるので、時間がかかりそうなときは、お店でもらえる周辺スポットを紹介したマップを手に、空堀商店街をブラブラ散策するのもおすすめです。
ソロおすすめPoint
何を選ぼうかと悩む時間は、自分の「好き」と向き合う時間になります。自分好みのノートを作って何に使おうかと考える時間も楽しく、日常がより豊かになりそう。表紙デザインは切り取り方がそれぞれ異なる1点もので、いつどんなデザインに出合えるかはその時次第。自分にぴったりのものを探してみてください。
店内で販売している雑貨もチェック!

「エモジ」では、便箋や封筒、メモ帳などの雑貨も販売しています。普段は手紙を書かない人も、家族や懐かしい友人などに、じっくり丁寧に手紙をしたためる時間を作ってみてはいかがでしょう。


店頭に並ぶ商品の中で、おもしろいなと思ったのがこちらの「風景印帳」1320円。神社仏閣で「御朱印」を集める「御朱印帳」と同じく、こちらも「風景印」というスタンプを集める手帳です。実は、この「風景印」、郵便局で押してもらえるってご存知でしたか?

戦前から行われているサービスで、写真のように切手を貼ればその上にハンコが押してもらえるというもの。あくまでも「消印」なので、切手が必要になりますが、有名な観光スポットなど郵便局ごとにデザインが異なります。旅先の郵便局で、旅の記念として「風景印」を集めるのもおもしろそうですよね。

ピンク、イエロー、ブルーのやさしい色合いがとってもかわいい「風景印帳」もあります。

「風景印」がもらえる郵便局は、日本郵政グループの公式サイトから検索可能です。近くの郵便局でもやっているか、探してみてはいかが。

「エモジ」を訪れたら、ぜひチェックしてみてほしいのが2階の本棚です。ここに並んでいるのは紙の素材本や色の見本帳といった紙に関する専門書。紙のプロである店主が集めたもので、なかには一般の書店には流通していない資料もあります。


こちらの本は非売品のため購入はできませんが、オリジナルノートの製本ができあがるまでに、ゆっくり手に取って眺めてみてはいかがでしょうか。

東京や神戸、名古屋、広島、博多などで開催される紙に特化したイベントにも出店し、紙の魅力について発信し続ける「エモジ」。今後も「いろんな人に紙を知ってもらう活動を続けていきたい」と、御朱印帳作りや紙のおもちゃ作りなど紙にまつわるワークショップを開催できたらとのことです。自分の好みとセンスで選んだオリジナルノートは、より一層愛着が湧いて「書くこと」がもっと楽しくなるアイテム。ひとり時間を豊かにしてくれるノートを作りに出かけてみませんか?
■エモジ(えもじ)
住所:大阪府大阪市中央区谷町6-4-24
TEL:06-4392-7972
営業時間:12〜18時
定休日:月・火曜
ソロおすすめPoint
■取材時のソロ率:30%(平日の午後)
■おすすめの利用シーン:オリジナルノートを作りたいとき、使い勝手のいいノートがほしいとき、何かに没頭したいとき、誰かに手紙を書きたいとき、新しい趣味を見つけたいとき
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Text&Photo:中田優里奈(ウエストプラン)
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