馬場咲希も驚愕! 300ヤードを超えるタイの飛ばし屋のニックネームは“SIM300”
「全米女子アマ」を制した馬場咲希が、アジア太平洋地域ナンバー1決定戦が行われているタイの地で目を丸くした。予選ラウンド同組のナタクリッタ・ボンタベーラプが、“300ヤード砲”を武器に、6バーディ・1ボギーの「67」をマークして首位と1打差の2位タイにつけた。
タイの飛ばし屋は、ドライバーを握れば馬場を30〜50ヤード引き離す。「全米女子オープン」で飛ばし屋とラウンドした経験もある馬場だが、「300ヤードのバンカーを越したり、300ヤード過ぎの木のちょっと後ろまで飛んでいて、当たって飛んだとかじゃなくて、普通に300ぐらい飛んでいる」と異次元の飛ばしに驚いた。
581ヤードの18番パー5は、ドライバーでフェアウェイをとらえると2打目は残り230ヤード。19度のユーティリティでグリーン手前まで運んで楽々バーディフィニッシュ。「今日は完璧なゴルフができた」と笑みを見せた。
ナタクリッタは、300ヤードの飛距離から“SIM300”のニックネームで呼ばれている。タイではちょっとした有名人で会場内でも「シム」と呼ばれている。2週前のタイで一番大きなアマチュアの大会の「シンハ タイランドアマチュアオープン」でも優勝を飾っているが、直近30試合では18勝を挙げ、26回のトップ10を記録しているという。今年は米国女子ツアーの予選会のファーストステージを突破しており、今月はセカンドステージにも出場予定で、プロ転向も視野に入れている。
昨年のこの大会は3日目まで首位を守りながら、最終日に伸ばせず、橋本美月に逆転を許した。「今年は開催地がタイということもありますが、私はもっと勝ちたい。昨年はチャンピオンを逃してしまったので、今年は勝つために戻ってきました」と勝ちにこだわりを見せる。「飛距離は大きなメリット。残り3日間、今日と同じことをやります。ドライバーを打って、2打目のピンそばにつけるだけ」。日本勢6人の強力なライバルが出現。本当に世界は広い。(文・小高拓)
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