中国共産党「台湾への武力行使放棄せず」 台湾人の約9割が「強い反感」
「中国共産党が台湾への武力行使の放棄を約束しないことに強く反対する」と答えたのは85.6%。「中国共産党の武力による台湾への威嚇に反対する」と答えたのは91.6%に達した。
一方、台湾の両岸政策については、89.7%が政府が引き続き自主防衛を図ることを支持すると回答。84.3%が蔡英文(さいえいぶん)総統が双十国慶節(中華民国の建国記念日、10月10日)に発言した、台湾人民の主権や民主主義、自由に対する堅持の尊重こそ、両岸の良好なコミュニケーション再開の基礎であるとの考えを支持した。
大陸委は調査結果について、中国が強要する政治の枠組みや両岸問題の解決方法、武力による脅迫に台湾の民意が強い反感を抱いていることを示していると指摘。台湾海峡の平和と安定の維持は台湾と中国の共同の責任であるとし、中国に対して両岸の現実と台湾の民意を正視し、台湾侵攻の古い考え方をやめ、理性かつ平等、尊重の考え方で対立を実務的に処理すべきだと呼び掛けた。
調査は政治大学選挙研究センターに依頼し、台湾に住む20歳以上の市民を対象に電話で実施。1096人から回答を得た。
(呂佳蓉/編集:齊藤啓介)
