New MacBook Air
Ian Zelbo

アップルは3月9日に新型Macの「Mac Studio」を発表したばかりですが、その一方でイベントで発表されなかった次期Macにまつわる噂が次々と報じられています。

そんななか、有名アナリストが次期MacBook Airは2022年後半に発売されてデザインが刷新されるものの、「M2」チップではなく現行のM1チップが搭載されるとの予想を述べています。

アップルのサプライチェーン情報に詳しいMing-Chi Kuo氏は、「2022年の新MacBook Airについて予測」と題して箇条書きをツイートしています。

まず量産は2022年の第2四半期〜第3四半期に行われる、ということ。つまり、いずれにせよ今年の後半に発売されることを示唆していると思われます。

またKuo氏は新型MacBook Airが「カラーオプションが増やされ」かつ「まったく新しいフォームファクタデザインになる」と述べています。これは有名リーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)Jon Prosser氏による予想レンダリング画像のほか、的中率が高いDylandkt氏の予想とも一致しています。Prosser氏の画像では、最近のiPad ProやiPad Airのようなフラットエッジが描かれていました。

しかし大方の予想とは違い、Kuo氏は次期MacBook AirにM1チップが載ると述べています。ほとんどのリーカーらはM1の後継チップ「M2」が載ると語っていますが、Kuo氏は現行モデルと同じM1チップが搭載されると主張しているかっこうです。

現行のMacBook Airが発売されてから、約1年後となりそうな新モデルに同じチップが続投するとの見通しは違和感があります。が、米9to5MacがKuo氏と話したところ、「M2」ではなくチップのアップデート版が使われると強く信じていると述べたそうです。

たしかにiPad Pro(2020)に搭載されたA12Zが、2年前のA12Xと物理的には同じながらGPUコア数を増やした(無効にされていた一部コアを有効にした)例もあり、可能性は否定できないとも思われます。

また次期MacBook Airのディスプレイにつき、Kuo氏はミニLEDパネルが使われないと予想しています。こちらもDylandkt氏など、有力なリーカーの見解とは食い違っています。

ミニLEDとは、液晶画面のバックライトに何千もの微小なLEDを使うことで、有機ELと同様に高いコントラスト比と美しい黒を実現する技術です。3月時点では12.9インチiPad Pro(2021)とMacBook Pro(2021)のみが搭載しており、高価なハイエンドモデル独占となっています。

MacBook Airは価格がお手ごろなエントリーモデルの位置づけであり、上位モデルとの差別化のためにもプロセッサやディスプレイの性能は抑える一方で、デザインを洗練してカラバリを増やすことでライトユーザー人口を増やすことを狙うのは十分にあり得ることでしょう。

が、Kuo氏は9to5Macに対して、より大きなアップグレードとなる2チップは「今年は来ないかもしれない」とも語っているそうです。つまり、M2搭載と噂される13インチMacBook Pro後継モデルの発売も遠ざかったかもしれません。

Source:Ming-Chi Kuo(Twitter)

via:9to5Mac