中国メディアは、来年の北京冬季五輪で海外からの観客を受け入れない方針となり、フィギュアスケートで五輪2連覇中の羽生結弦を応援する日本のファンから出た「お願い」の声に対し、在日中国大使館が反応したことを報じた。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・観察者網は1日、来年の北京冬季五輪で海外からの観客を受け入れない方針となり、フィギュアスケートで五輪2連覇中の羽生結弦選手を応援する日本のファンから出た「お願い」の声に対し、在日中国大使館が反応したことを報じた。
 
 記事は、先日の国際オリンピック委員会(IOC)の会議にて、来年の北京冬季五輪・パラリンピックでは海外向けに観戦チケットを販売しない方針が示されたことについて、海外のアスリートを応援するファンからは自ら会場に足を運んで応援できないことを残念がる声が出たと紹介。その中で、日中両国で非常に人気の高い「フィギュア王子」羽生結弦選手について、日本のファンたちがSNS上で中国の観客に応援をお願いする書き込みを続々と行っていると伝えた。
 
 そして、在日中国大使館のツイッターアカウントが9月30日、日本メディアによる報道を転載するとともに「ファンの皆さんの声がこちらにも届きました。北京冬季オリパラ会期中に中国在住の日本人の方々、大会の日本人ボランティアの皆さんとともに、日本選手団をしっかり応援していきます」と応じたことを紹介している。
 
 その上で、羽生は今年3月の世界選手権では優勝を逃したものの、北京五輪に向けて調整を続けており、故障などのアクシデントが発生しない限り今年末の選考を経て北京五輪の舞台に立つことは間違いないだろうと紹介。出場すれば、2012年のソチ、16年の平昌に続く男子シングル五輪3連覇が大いに期待されるとした。
 
 記事は、日中両国における注目度の高さから、中国大使館がこれまでにも北京五輪のPRをする際に何度も羽生選手のついて触れてきたと伝えるとともに、通常のツイートに対する反応の冷ややかさに対し、羽生関連のツイートは閲覧数は非常に高く、多くのネットユーザーから「いいね」が付けられ、リツイートが行われていると紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)