中国のポータルサイトに「どうして日本の若い人は家を購入したがらないのか」とする記事が掲載された。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国のポータルサイト・網易に26日、「どうして日本の若い人は家を購入したがらないのか」とする記事が掲載された。
 
 記事ば米国の事業用不動産サービス企業CBREが世界の主要国に住む20代の若者に対して実施した、家の購入に関するアンケートで、中国の若者の80%以上、米国、英国、インドの70%以上が家を買う計画があると回答したのに対し、日本人で家を買う予定がある人はわずか34%に留まり、最も低い水準だったと伝えた。
 
 その上で、日本の若者が家を購入したがらない理由について、不動産の価格が高く、買いたくても金銭的に買えないこと、固定資産税などの税金が重いこと、災害のリスクが高いことなどを挙げている。
 
 また、日本では賃貸住宅の制度が整い、物件の質も高いことから、単身者だけでなく夫婦も家を買わずに家を借りる選択をすると指摘。賃貸住宅の家賃が、家を購入した際の住宅ローンや管理費用、修繕費用などを考えると割安であることも、借家を選択する大きな要因になっているとした。そして、長年日本ではマイホームを持つことが憧れとされてきたものの、現在では、たとえマイホームを購入しなかったとしても理想の生活を送ることができるという風に考え方が変わったと伝えている。
 
 さらに、日本の企業ではしばしば転勤が発生し、別の都市や外国に移住しなければならないケースが少なくないため、このような点からも固定の家を購入することがリスクと考えられており、自身の収入や勤務地に合わせて居住環境を調整できる賃貸住宅のメリットが大きいとした。
 
 記事は最後に、特に日本人と中国人の間で「家を買うこと」に対する積極性に大きな差が生じるもう一つの大きな理由として「中国人は不動産としての価値が高まることを期待して家を買うのに対し、日本人は財テクではなく自分が住むことだけを考えるからだ」と伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)