コロナ禍により生活様式が変化し、田舎暮らしに興味を持つ人が増えている。リモートワークが可能になれば田舎に住むという選択肢も出てくるが、中国ではまだあり得ない話のようだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 コロナ禍により生活様式が変化し、田舎暮らしに興味を持つ人が増えている。リモートワークが可能になれば田舎に住むという選択肢も出てくるが、中国ではまだあり得ない話のようだ。中国メディアの捜狐は23日、「日本の田舎を体験してみて、たった3日で度胆を抜かれた」と題する記事を掲載した。

 記事はある中国人の若者が日本の農村地域に行き、中国との格差に驚いたという話を紹介。中国の農村といえば、「貧しく、発展から取り残されている」というイメージが一般的だったとしながらも、日本の田舎はこのイメージとは「かけ離れていた」と感銘を受けたそうだ。

 中国では発展の度合いを測るのに建物の高さで比較する習慣があるためか、日本の田舎も「高い建物がなく木造の低い家しかないこと」が意外だったようだが、実際に家の中に入ってみると「最新の設備であふれていた」ことに驚いたそうだ。中国の場合、見た目重視なので建物の外観だけは大きく立派に見せるが、外観で予算を使い果たしてしまったのか屋内は外観に比べて簡素な場合も多い。

 また、日本の田舎は「生活圏」に必要なものが何でも揃っていると紹介。生活インフラが完備され、病院、スーパー、ガソリンスタンド、それに公園まであると伝えている。生活に最低限必要なものがあるだけでなく、生活を楽しむゆとりまであるということだろう。仕事も見つかるので、大都市の生活と何ら変わるところがないとした。日本でも大都市に出たほうが就業の機会は広がるが、中国の農村のように仕事が全くないわけではない。

 記事はほかにも、農業が機械化されていて手作業ではないことなど、中国の田舎との違いはたくさんあると締めくくっている。この若者は、日本に来て3日目に「日中の格差を実感した」と話したそうだが、道路はしっかりと舗装されているが自然が残り、汚染も見られない日本の田舎は景色からして中国の農村と違っており、一目で違いを実感したという中国人も多い。中国の目指す貧富の差の縮小には、日本の田舎を手本にすると良さそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)